ARIA復習 その3
2008.03.21 Friday 23:12
ARIA 11巻
Navigation 55: 黄昏時
「本人が辛いと思って歌う謳は 聞いている人にもつらく伝わるわ
アリスちゃんの歌をアリスちゃん自身が好きになってあげなくて 他の誰が好きになってくれるというの?」
ARIA 12巻
Navigation 57: 薔薇の名前
「走る時 前に自分よりちょっと早い人がいる時の引っ張られる感覚 あれです!」
Special Navigation: 三人娘
「会うためのきっかけも特別な理由もいらない アリスちゃんだけで充分だよ」
Navigation 58: 遙かなる蒼
「物事が動き出すときって不思議ね みんな 人 それぞれの人生を歩んでいるのに お互いの変化を呼び合うかのように連鎖が重なる
まるではじめからその瞬間を運命づけられていたかのように…」
Navigation 59: 未来
「一緒に歩いているときは みんな同じ道を歩いているように感じます
だけど本当は違う みんな それぞれ違う自分だけの道を歩いているんです
その道は始まりも違えば終わりも違う
決して同じではない自分だけのそれぞれの道
でも私は その道を立ち止まることなく歩き続けてきたから
火星に来れて ARIAカンパニーに入社できて アリシアさんに… みんなに出逢うことができました
だから私 もう立ち止まりません この道の続きに待っている みんなの素敵な未来に出逢いたいから」
Navigation 60: 水の妖精
「ああ そうか ここにはあの頃の楽しい思い出が…今でもいっぱい詰まっているんだ」
AQUA 1巻
Navigation 01: 水の惑星
そのスッキリして便利な街の姿が物足りなく感じてしまうんですよね!
Navigation 05: 希望の丘
やたらのんびりで時間がかかるけどね 私は好きよ
読み返してみると11巻,12巻はストーリー重視になっている感じだ.たとえて言えば詰め将棋.12巻の最後でアリシアさんが結婚して引退することになるが,Navigation 52: (海との結婚) でアリシアさんが指輪を別の男性から既にもらっていたという事実もこの結末に対する複線だったのかと思えてくる.
あと,上のリストに入れなかったがNavigation 58: (遙かなる蒼)でアリシアさんが灯里ちゃんに言う台詞「貴方に出逢えて本当に良かった」は,めぞん一刻の最後の方で響子さんが五代君に言った台詞と同じ(のはず…)だったので,思わず響子さんの顔を思い出してしまった.
ARIA1巻から始めたので最後にAQUAに戻る.ARIA12巻のエピローグの最後,年月が経った後(灯里の髪が伸びている)の新入社員「アイちゃん」の最初の日の場面(アニメだけのキャラクターだったのがコミックでも最後に登場).アイちゃんと灯里の会話,食事中にアイちゃんを見つめる灯里,そしてフォークを加えたままきょとんとするアイちゃん,最後に灯里が「ちょっと嬉しいだけだよ」というこのシーンはAQUA1巻 Navigation 02:でアリシアと灯里のシーンを再現している.
AQUAの頃は感覚的というか絵で表現している部分が中心だったり,漫画自体の方向性が定まっていなかったりして,含蓄のある言葉は少なかった.
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