CLASSICAL IS SO COOOOOOL!!
2008.12.28 Sunday 21:28
年末だというのに日曜日も出勤.でも午後だけ抜けてチェンバーフィルハーモニック東京の第4回演奏会 "CLASSICAL IS SO COOOOOOL!!"を聴きにミューザ川崎まで行ってきた.
今回の演目は
ハイドン 交響曲 第94番ト長調
『ザ・サプライズ』
ヴァーグナー
歌劇『タンホイザー』序曲
ドヴォルジャーク
交響曲第9番ホ短調
『新世界より』作品95
今回の演目は
ハイドン 交響曲 第94番ト長調
『ザ・サプライズ』
ヴァーグナー
歌劇『タンホイザー』序曲
ドヴォルジャーク
交響曲第9番ホ短調
『新世界より』作品95
ミューザ川崎シンフォニーホールはサントリーホールのように舞台を客席が包み込む形のホールである.全席自由だったのでP席に行こうかと一瞬考えたが,おとなしく前から見ることにして席を探した.
客席が螺旋形になっているので通路に階段が多く何度も転びそうになった.また左右の出口で階が変わるので最初は迷う.
最初の曲はハイドンのザ・サプライズ.第一楽章が始まって最初に感じたのは音量不足ではないかということ.今回のホールは1900人収容できる大きな場所であり,そこで木管楽器を中心とした構成でがんばって音を出そうとしているためか,なんとなく無理が感じられる気がした.
第二楽章 Andante は小音量で非常に良い感じで始まったので落ち着いて聞いていたとこでティンパニーのドーンという音でびくびくっ.これが「サプライズ」の由来との解説を読んではいた物の実際に聞いたときは本当にびっくりした.
第三楽章,第四楽章はあんまりはっきり覚えていないのだけど,手元のメモには「歯切れの良い」「変化に富んでいる」とある.
休憩の後はいよいよドボルザークの「新世界より」.有名な割には実は断片的にしか知らなかったというのが正直なところ.パンフレットでドボルザークが鉄道好きだったが次第に汽船に惹かれていく話を読んだせいか,最初の静かな立ち上がりが夜明けと蒸気船のイメージに重なる.新世界=アメリカ大陸なのだけど,どこがアメリカなのか正直よく分からなかった.1893年のアメリカはどんな感じだったのだろうか.
パンフレットの解説を読むと第二楽章のために半音下げたコントラバスを別に用意したり,色々と凝った仕掛けがあったようだが,予習をしていなかったので音を聞くのに精一杯であった.
そうそう,演奏会が終わってからなんかみんな薄着だなーと思ったら,実は入ったところにクロークがあったのね.全然気づかなかった.隣の人ごめんなさい.
3月7日の夜に開かれる次回の演奏会チケット1500円のところをを1000円で販売していたので,とりあえず2枚.それと第3回の演奏会のCDも買ってみた.今回も律儀にアンケートを出してきたので次回のチケットも送られてくるだろうけど,誰か興味がありそうな人を誘うためにチケットを買ってみた.まあ,チケットもCDも寄付の代わりです.
ただ,次回の演奏会はかなり不安がある.それは収容人数.今回の会場であるミューザ川崎シンフォニーホールは1900席で,見た感じ半分は埋まっていたかと思う.しかし次の三鷹市芸術文化センターには625席しか無いのだ.今回の人が全員次回も行ったらえらいことになりそう...
CDは帰ってから早速MP3プレーヤーに入れてみた.前回の演奏会では「ブルスキーノ氏序曲」で譜面台を叩いたり,「答えのない質問」でフルートとトランペット以外全員外に出て演奏したりとかなり奇抜な部分があったのにCDだとそのあたりが分からなくて残念... と思ったら,過去の演奏会の様子がYouTubeで公開されていた.アップロードされたのは最近のよう...だと思って前回の演奏会の記事を読み返したら,前々回の分はその時点で既に公開されていたみたい.単に自分が忘れていただけか.とりあえず今回はすぐ分かるようにYouTubeチャネルに登録(Subscribe)しておいた.
ところで,今回自分の隣座った二人組のうちの一人が指揮者兼ディレクターの人と友人らしく,指揮者を名前で呼んでいて,ニューヨークでの出来事について話していた.みんなが家に集まってしゃべっていたとき,朝までブラームスについて5時間しゃべり続けていたとのこと.うーん,5時間ですか... ソフトバンクの孫正義がプライベートジェットでアメリカに出張すると,飛行機でずっと通信業界の将来について語り続けるので,周りの人がうんざりするという話をちょっと思い出した.
客席が螺旋形になっているので通路に階段が多く何度も転びそうになった.また左右の出口で階が変わるので最初は迷う.
最初の曲はハイドンのザ・サプライズ.第一楽章が始まって最初に感じたのは音量不足ではないかということ.今回のホールは1900人収容できる大きな場所であり,そこで木管楽器を中心とした構成でがんばって音を出そうとしているためか,なんとなく無理が感じられる気がした.
第二楽章 Andante は小音量で非常に良い感じで始まったので落ち着いて聞いていたとこでティンパニーのドーンという音でびくびくっ.これが「サプライズ」の由来との解説を読んではいた物の実際に聞いたときは本当にびっくりした.
第三楽章,第四楽章はあんまりはっきり覚えていないのだけど,手元のメモには「歯切れの良い」「変化に富んでいる」とある.
音を覚えておくことは難しいので,演奏中に感じたことはメモを取るようにしている.タンホイザー序曲に移るときにホルン2本,トロンボーン三本などの金管楽器が加わってきた.荘厳な曲だなーと思って聞きながらパンフレットに目を落とすと「作曲者の指定通り2本のナチュラル・ホルンを用いて演奏される機会は滅多に無い」とあったのであわててホルンを見たら,たしかに妙にスッキリした楽器を使っていた.でも普通のホルンと音がどう違うのかは分からなかった.
休憩の後はいよいよドボルザークの「新世界より」.有名な割には実は断片的にしか知らなかったというのが正直なところ.パンフレットでドボルザークが鉄道好きだったが次第に汽船に惹かれていく話を読んだせいか,最初の静かな立ち上がりが夜明けと蒸気船のイメージに重なる.新世界=アメリカ大陸なのだけど,どこがアメリカなのか正直よく分からなかった.1893年のアメリカはどんな感じだったのだろうか.
パンフレットの解説を読むと第二楽章のために半音下げたコントラバスを別に用意したり,色々と凝った仕掛けがあったようだが,予習をしていなかったので音を聞くのに精一杯であった.
そうそう,演奏会が終わってからなんかみんな薄着だなーと思ったら,実は入ったところにクロークがあったのね.全然気づかなかった.隣の人ごめんなさい.
3月7日の夜に開かれる次回の演奏会チケット1500円のところをを1000円で販売していたので,とりあえず2枚.それと第3回の演奏会のCDも買ってみた.今回も律儀にアンケートを出してきたので次回のチケットも送られてくるだろうけど,誰か興味がありそうな人を誘うためにチケットを買ってみた.まあ,チケットもCDも寄付の代わりです.
ただ,次回の演奏会はかなり不安がある.それは収容人数.今回の会場であるミューザ川崎シンフォニーホールは1900席で,見た感じ半分は埋まっていたかと思う.しかし次の三鷹市芸術文化センターには625席しか無いのだ.今回の人が全員次回も行ったらえらいことになりそう...
CDは帰ってから早速MP3プレーヤーに入れてみた.前回の演奏会では「ブルスキーノ氏序曲」で譜面台を叩いたり,「答えのない質問」でフルートとトランペット以外全員外に出て演奏したりとかなり奇抜な部分があったのにCDだとそのあたりが分からなくて残念... と思ったら,過去の演奏会の様子がYouTubeで公開されていた.アップロードされたのは最近のよう...だと思って前回の演奏会の記事を読み返したら,前々回の分はその時点で既に公開されていたみたい.単に自分が忘れていただけか.とりあえず今回はすぐ分かるようにYouTubeチャネルに登録(Subscribe)しておいた.
ところで,今回自分の隣座った二人組のうちの一人が指揮者兼ディレクターの人と友人らしく,指揮者を名前で呼んでいて,ニューヨークでの出来事について話していた.みんなが家に集まってしゃべっていたとき,朝までブラームスについて5時間しゃべり続けていたとのこと.うーん,5時間ですか... ソフトバンクの孫正義がプライベートジェットでアメリカに出張すると,飛行機でずっと通信業界の将来について語り続けるので,周りの人がうんざりするという話をちょっと思い出した.
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