自分的ここまでのまとめ
2005.12.30 Friday 20:58
そろそろ今年も終わりなので,1年後の自分のためにこの辺で今年の考えをまとめておこう.金より自分の時間と考えてきたものの,なかなか思い通りいかないままであり,なんでもバランスが大切なのかもしれない.
Keyword: シナジー,株式,バランス,健康管理,無理をしない,見えるようにする.
Keyword: シナジー,株式,バランス,健康管理,無理をしない,見えるようにする.
どんな仕事でもそれなりに経験にはなるが,使っていないことはどんどん忘れるもの.相乗効果のないことをぱらぱらと行っても高いところへは到達できない.乾いた砂である程度の高さに達するためには,近くに集中して砂を積み上げていかないとだめだ.そういう意味で自分が今行っていることが積み上がる構造になっているか,平らな床にばらまくだけになっていないかを考えてみることが必要だろう.
世の中は空前の株式ブームで株価も上昇中.自分も2年ほど前,ちょうど外国の資金が流れ込んできたと言われた頃に夢中になりかけた.しかし,毎日あちこちで情報を調べていてはきりがないし,そんなことに自分の時間を使っても自分で作り出せるものは何もないと感じて結局それっきりになっている.
ただ実際に自分の生活を振り返ってみるとWebをあちこちみてゴシップのようなblogをみたり,だらだらと2chを見たりしている時間が多かったので,そんな暇があれば経済動向にもっと時間を割いてもよかったのかもしれない.
それと2年くらい前に金融市場をあつかったNHKの番組を見たとき,投資顧問とかではコンピュータに市場を監視させているというのをみて,個人の勘でそういった組織と戦うことができるのだろうか,個人でもやるのであれば自分の代わりに市場を監視するプログラムとかを作る必要があるのではないかと考えたのだが,結局なにもしないまま今に至っている.
改めて考えてみると先日のジェイコムご発注騒ぎのような市場の隙をねらうようことを考えると自分の代わりに全銘柄を監視するAgentが必要だろうが,長期的な企業価値の上昇をねらうのであれば必ずしも個人だからとかは関係ないのかもしれない.長期投資用Agentとあればニュースとか各企業の財務状況や製品の将来性を自動分析するようなAgentが必要だろうが,たぶんそれを自作するのは無理だろう.
最近は何もわかっていない個人投資家がニュースで名前の出た銘柄を買いに走るという話も聞く.しかし,実際には財務情報とかが公表された後では出遅れたという感じが否めない.何をやっているかとかその分野の動向がわかり,自分で製品の善し悪しを判断できるものを選ぶのが確実なような気がしている.
あんまり金に執着するよりは自分のことをやった方がよいと考えて来たが,実際には創造的なことを行うには体調がBESTでないと難しい.だらだら過ごしていた時間というのは自分としては創造的な仕事に脳を使えない時間との認識だ.
感じているのは健康管理によって使える時間は大きく変わるということ.そして頭が働かない時間というのはどうしても発生してしまうので,そこをうまく使う方法を考えておく必要があるということ.
思いつきでやって途中でやりっぱなし,そして時間とともに忘れてしまい,最初に書いたとおり元の木阿弥というものもあるので,マイルストーンを決めて取り組んで定期的に結果をまとめていくことが必要なのだと思う.
自分では内部的なモチベーションは続いて3ヶ月と感じている.どんなにがんばっても3ヶ月がんばってうまくいかないと他のネタが出てきたりして忘れてしまうことがある.今年のはじめの方ではソフトの構造について3連休ずっと考え続けたりしたのだが,最終的に勢いが続かずに放置されてしまった.そういった制約条件と合わせても大きなネタを細切れに成果としてまとめていくことが必要だろう.
まあいずれにしても現時点で自分にプロジェクト管理能力が欠如していることは確かだろう.
それと,もう1つ感じたのは無理をしてもいいことはないということ.方法を変えなければ2倍時間をかけてもせいぜい2倍でしかない.とくに期日間際でトラブルが出たときなどは無理に取り繕うとしても通常のレベル以上にパワーが出るわけでもなく結局表面を取り繕っても実質はぼろぼろ.
一種の危機管理かもしれないが,作業が2倍になれば人を2倍にすればよいという考え方ではなく,どのようにプロセスを改善できるかを考えていかなくてはならないのではないか.
とりとめがないが,もうすこし.見えないものを見えるようにする必要があるという感覚は実は昨年末からあったのだが実際に十分にとりくむことができなかったのは残念だ.見えないものが見えるようになれば自ずと開けてくる道もある.
先日の『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』の冒頭にも自分が感じていたこととと同じことがかかれていて,方向としては間違っていないと確信したが,正直1年以上も遅れてしまったことは残念というか,大きく反省すべきところがあるのではないかと思う.(抽象的だが詳細は仕事の話なので省略)
とはいえ概念的な話を現場に持ち込んで荒らし回ったあげく金だけ持って逃げるコンサルタントのようなことはすべきではないと考えていて,ある程度動いて見えるものを示さないと大きなプロジェクトの隅々まで納得させるのは難しい.とかなんとか思いつつ結局何も作れないままではいつまで経っても先に進まない.突然のSurpriseをねらうのではなく,ある程度夢物語の段階であっても理解してくれて見方となってくれる理解ある人を作っておくことも組織の中でうまくやるためには必要なのかもしれない.また,それをしてこなかったというのは上で述べた中途半端で飽きてしまうという自分に対する逃げであったという感じもする.
他にもいろいろ考慮して重厚長大なシステムを考えたが,改めて考え直してみると部分的な機能を作るだけでも結構効果が大きかったりすることもあるので,空想に走らずに現実をよく観察することも必要であろう.
来年は「可視化と創造」につなげるようにしていきたい.あと一点集中も必要だけど,バランスを持ってあちこちに気を配れればと思う.
今年は一点集中をねらったものの思ったような満足を得られないまま焦ってそれにとりつかれてしまった感も否めないので,まずは自分が満足できることをできるようにすることが大切かな.
世の中は空前の株式ブームで株価も上昇中.自分も2年ほど前,ちょうど外国の資金が流れ込んできたと言われた頃に夢中になりかけた.しかし,毎日あちこちで情報を調べていてはきりがないし,そんなことに自分の時間を使っても自分で作り出せるものは何もないと感じて結局それっきりになっている.
ただ実際に自分の生活を振り返ってみるとWebをあちこちみてゴシップのようなblogをみたり,だらだらと2chを見たりしている時間が多かったので,そんな暇があれば経済動向にもっと時間を割いてもよかったのかもしれない.
それと2年くらい前に金融市場をあつかったNHKの番組を見たとき,投資顧問とかではコンピュータに市場を監視させているというのをみて,個人の勘でそういった組織と戦うことができるのだろうか,個人でもやるのであれば自分の代わりに市場を監視するプログラムとかを作る必要があるのではないかと考えたのだが,結局なにもしないまま今に至っている.
改めて考えてみると先日のジェイコムご発注騒ぎのような市場の隙をねらうようことを考えると自分の代わりに全銘柄を監視するAgentが必要だろうが,長期的な企業価値の上昇をねらうのであれば必ずしも個人だからとかは関係ないのかもしれない.長期投資用Agentとあればニュースとか各企業の財務状況や製品の将来性を自動分析するようなAgentが必要だろうが,たぶんそれを自作するのは無理だろう.
最近は何もわかっていない個人投資家がニュースで名前の出た銘柄を買いに走るという話も聞く.しかし,実際には財務情報とかが公表された後では出遅れたという感じが否めない.何をやっているかとかその分野の動向がわかり,自分で製品の善し悪しを判断できるものを選ぶのが確実なような気がしている.
あんまり金に執着するよりは自分のことをやった方がよいと考えて来たが,実際には創造的なことを行うには体調がBESTでないと難しい.だらだら過ごしていた時間というのは自分としては創造的な仕事に脳を使えない時間との認識だ.
感じているのは健康管理によって使える時間は大きく変わるということ.そして頭が働かない時間というのはどうしても発生してしまうので,そこをうまく使う方法を考えておく必要があるということ.
思いつきでやって途中でやりっぱなし,そして時間とともに忘れてしまい,最初に書いたとおり元の木阿弥というものもあるので,マイルストーンを決めて取り組んで定期的に結果をまとめていくことが必要なのだと思う.
自分では内部的なモチベーションは続いて3ヶ月と感じている.どんなにがんばっても3ヶ月がんばってうまくいかないと他のネタが出てきたりして忘れてしまうことがある.今年のはじめの方ではソフトの構造について3連休ずっと考え続けたりしたのだが,最終的に勢いが続かずに放置されてしまった.そういった制約条件と合わせても大きなネタを細切れに成果としてまとめていくことが必要だろう.
まあいずれにしても現時点で自分にプロジェクト管理能力が欠如していることは確かだろう.
それと,もう1つ感じたのは無理をしてもいいことはないということ.方法を変えなければ2倍時間をかけてもせいぜい2倍でしかない.とくに期日間際でトラブルが出たときなどは無理に取り繕うとしても通常のレベル以上にパワーが出るわけでもなく結局表面を取り繕っても実質はぼろぼろ.
一種の危機管理かもしれないが,作業が2倍になれば人を2倍にすればよいという考え方ではなく,どのようにプロセスを改善できるかを考えていかなくてはならないのではないか.
とりとめがないが,もうすこし.見えないものを見えるようにする必要があるという感覚は実は昨年末からあったのだが実際に十分にとりくむことができなかったのは残念だ.見えないものが見えるようになれば自ずと開けてくる道もある.
先日の『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』の冒頭にも自分が感じていたこととと同じことがかかれていて,方向としては間違っていないと確信したが,正直1年以上も遅れてしまったことは残念というか,大きく反省すべきところがあるのではないかと思う.(抽象的だが詳細は仕事の話なので省略)
とはいえ概念的な話を現場に持ち込んで荒らし回ったあげく金だけ持って逃げるコンサルタントのようなことはすべきではないと考えていて,ある程度動いて見えるものを示さないと大きなプロジェクトの隅々まで納得させるのは難しい.とかなんとか思いつつ結局何も作れないままではいつまで経っても先に進まない.突然のSurpriseをねらうのではなく,ある程度夢物語の段階であっても理解してくれて見方となってくれる理解ある人を作っておくことも組織の中でうまくやるためには必要なのかもしれない.また,それをしてこなかったというのは上で述べた中途半端で飽きてしまうという自分に対する逃げであったという感じもする.
他にもいろいろ考慮して重厚長大なシステムを考えたが,改めて考え直してみると部分的な機能を作るだけでも結構効果が大きかったりすることもあるので,空想に走らずに現実をよく観察することも必要であろう.
来年は「可視化と創造」につなげるようにしていきたい.あと一点集中も必要だけど,バランスを持ってあちこちに気を配れればと思う.
今年は一点集中をねらったものの思ったような満足を得られないまま焦ってそれにとりつかれてしまった感も否めないので,まずは自分が満足できることをできるようにすることが大切かな.
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