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りぼん増刊号&「おもいで金平糖」

りぼん増刊号オレンジ(2010夏)知人の娘さんの作品が「りぼん小学生まんが大賞」に選ばれて,雑誌に掲載されるとの情報を受け,「りぼん増刊号オレンジ」(580円)を買いに行ったのが19日のこと.りぼんの雑誌を買ったのはかなり久しぶりだ.

目的の作品は買ってすぐにチェックしたが,分厚い雑誌の残りの部分を読み始めたのが昨日.先頭から2つめの「おもいで金平糖」という作品が非常に気に入ったので,既に発売されている単行本を買ってしまった.
大賞作品である「放課後まほう使い」は小学生が書いたと思えないクオリティの高さ.しかも先頭部分を読んだら思わず自分の話かと思ってしまった(笑).絵もさることながら,コマとか表現とか「りぼん」マンガのお約束/手法を忠実に守っているためか読んでいて違和感がない.
放課後まほうつかい
当人の母親は「うちの子全然勉強しないの」とか言っているが,これだけの作品を誰もが書けるわけではないし,本人のインタビューでは「夢はマンガ家です」と言い切ってるんだからそれでいいじゃない?と思ってしまう.
でも,作品に対して最後の方の展開に無理があるとコメントしたら「32pに収めるのは大変なのよ」と言っていたので一応理解はあるようだ.

とりあえず,ますだゆな(Chan)にファンレター書いておくか(嘘)



おもいで金平糖 - 持田あいさて,昨日残りのページを先頭から読み始めた.最初の2作品が恋の始まりを主なテーマとする「りぼん」らしからぬ作品だったのでしばらく見ない間にりぼんの性質が変わってしまったのか?と思ったが,残りはりぼんらしい作品が多かったのでちょっと安心(?)した.

そのリボンらしからぬ作品の一つが「おもいで金平糖」.主人公が昔にタイムスリップして,昔の関係者に逢うことで現在の姿からは窺い知れない内面に触れると同時に,未来から来たという事実を隠さないことで,その相手に対して希望を与える.

大まかな構造は上記の通りだが,今回の作品を読んでて泣けてきた.そして既刊のコミックを読んでさらに泣いた.

もし,例えば30年後から誰かがやってきて,その人物に30年後会えると判っていたらそれは生きる希望になるだろうか

[参考]
『おもいで金平糖』持田あき: Lエルトセヴン7 第2ステージ
Amazon.co.jp: おもいで金平糖 (りぼんマスコットコミックス)
s-manga.net: 『おもいで金平糖』試し読み
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Comments

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