ノートPCのHDD換装
2010.06.05 Saturday 09:43
ノートPCのHDD容量が苦しくなっていたので,秋葉原でドライブを買ってきて換装した.
大まかな手順は以下の通り.SATAのポートが2つ以上あるデスクトップPCを利用することを前提としている.
0. 道具の準備: プラスドライバ(#0),HDD,
1. EASEUS Disk Copy の起動ディスクを作成.
2. ノートPCのHDDパスワードを解除(重要)
3. HDDを取り外す
4. 新旧HDDをデスクトップPCに接続.間違いを防ぐためデスクトップのHDDは外しておいた.
5. EASEUS Disk Copyの起動CDで起動
6. Disk Copyを選択し,コピー元,コピー先ドライブを選んでコピー開始
7. 終了したら電源を切り,旧HDDを外す.
8. EASEUS Partition MasterをPCにインストール.
9. 前方に詰まっているパーティションを後方へ移動し,起動パーティションを広げる指定をする.
10. PCを再起動する指示が出て一旦再起動され,パーティション移動・変換処理が働く.
11. 変換処理が終わると再起動されるのでそこで電源を切ってHDDをノートPCに取り付ける.
12. 起動すると「新しいデバイスが見つかったので再起動が必要」と言われるので,一応それに従ってPCを再起動.
13. 必要ならBIOS画面から再度HDDパスワードを設定する.
大まかな手順は以下の通り.SATAのポートが2つ以上あるデスクトップPCを利用することを前提としている.
0. 道具の準備: プラスドライバ(#0),HDD,
1. EASEUS Disk Copy の起動ディスクを作成.
2. ノートPCのHDDパスワードを解除(重要)
3. HDDを取り外す
4. 新旧HDDをデスクトップPCに接続.間違いを防ぐためデスクトップのHDDは外しておいた.
5. EASEUS Disk Copyの起動CDで起動
6. Disk Copyを選択し,コピー元,コピー先ドライブを選んでコピー開始
7. 終了したら電源を切り,旧HDDを外す.
8. EASEUS Partition MasterをPCにインストール.
9. 前方に詰まっているパーティションを後方へ移動し,起動パーティションを広げる指定をする.
10. PCを再起動する指示が出て一旦再起動され,パーティション移動・変換処理が働く.
11. 変換処理が終わると再起動されるのでそこで電源を切ってHDDをノートPCに取り付ける.
12. 起動すると「新しいデバイスが見つかったので再起動が必要」と言われるので,一応それに従ってPCを再起動.
13. 必要ならBIOS画面から再度HDDパスワードを設定する.
交換先のドライブは,日立GSのHTS725032A9A364 という型番の物.あまりに型番が長いので購入時にレジで注文するとき戸惑った.「日立の~,SATAの~,320Gの~…『回転数は?』7200回転で」みたいな感じである.
上の手順で注意する最初のポイントは 2. のHDDパスワードの解除 だろう.これがかかっていると他のPCではHDDにアクセスできない.
デスクトップPCでコピーするとき,余剰のSATAケーブルが1本あったので,比較的容易に作業を進められた.自分のようにデスクトップPCに2台HDDがつながっていると,抜いたケーブルを戻すとき分からなくなりそうだ.(BIOSの起動メニューで接続状況を確認できるので,そんなに問題ではないのだが) ケーブルをマザーボードに接続するときに,以前購入したLEDライトが役立った.
上の手順ではパーティションの移動までデスクトップPC側で行っているが,パーティション変更ユーティリティはWindows上で動くアプリケーションで,実際の作業は一旦再起動した後に実行されるため,HDDをノートPCに戻した後に入れ替えを行う手順でも良いと思う.
コピー速度は2GB/min で,80GB弱をコピーするのに30分ちょっと要した.その後のパーティション変更も,拡張は一瞬だが,40GB程度の移動にはやはり30分程度を要した.(同一HDD内でのコピーなので)
もしかしたら,最初にEASEUS Disk Copyで"Partition Copy"を選んで起動パーティションのみコピーしてから一旦パーティションを拡張し,その後ろに再度Partition Copyを行った方がHDD内でのコピーは行わなくてすんだのかもしれない.しかしその場合HDDをつなぎ替える作業が何回か発生するのと,MBRまでコピーされるのかが不安だったのでまずは,丸ごとコピーする作戦とした.
ノートPCに戻したのはパーティションサイズを変更した後だったが,何事もなかったかのように起動に成功.コピー終了時にデスクトップPCの方が起動に失敗して一瞬焦ったが,HDD構成を変更したためにBIOSで起動順序が入れ替わってしまったことが原因だった.BIOSで起動ドライブを再設定したら復活した.
作業を始める前に,途中で間違えたり準備不足にならないよう (自分にしては珍しく) 作業手順を書き出して,Evernoteにメモを作成しておいた.Evernoteではメモ内にチェックボックスを配置できるので,iPadでメモを見ながら作業する毎にチェックを入れていくことで,スムーズに進められたと思う.
アクセスする度にガリガリいう3.5inchのSeagateドライブとは違って,コピー時には驚くほど音しないのでびっくりしたのだが,実際にノートPCに入れてみると風切音(?)のような音が常に聞こえる感じで,7200rpmにしない方が良かったか」とやや後悔.でも,元々Western Digital WD3200BEVTを買うつもりだったのだけどドスパラで買おうとしたら品切れだったから仕切り直したんだよね.でも今思えばポイントも20円しか入ってなかったので,他の店で買った方が利口だったかも.WDの方は4600円くらいで,今回買ったものより700円くらい安かったからなあ.
上の手順で注意する最初のポイントは 2. のHDDパスワードの解除 だろう.これがかかっていると他のPCではHDDにアクセスできない.
デスクトップPCでコピーするとき,余剰のSATAケーブルが1本あったので,比較的容易に作業を進められた.自分のようにデスクトップPCに2台HDDがつながっていると,抜いたケーブルを戻すとき分からなくなりそうだ.(BIOSの起動メニューで接続状況を確認できるので,そんなに問題ではないのだが) ケーブルをマザーボードに接続するときに,以前購入したLEDライトが役立った.
上の手順ではパーティションの移動までデスクトップPC側で行っているが,パーティション変更ユーティリティはWindows上で動くアプリケーションで,実際の作業は一旦再起動した後に実行されるため,HDDをノートPCに戻した後に入れ替えを行う手順でも良いと思う.
コピー速度は2GB/min で,80GB弱をコピーするのに30分ちょっと要した.その後のパーティション変更も,拡張は一瞬だが,40GB程度の移動にはやはり30分程度を要した.(同一HDD内でのコピーなので)
もしかしたら,最初にEASEUS Disk Copyで"Partition Copy"を選んで起動パーティションのみコピーしてから一旦パーティションを拡張し,その後ろに再度Partition Copyを行った方がHDD内でのコピーは行わなくてすんだのかもしれない.しかしその場合HDDをつなぎ替える作業が何回か発生するのと,MBRまでコピーされるのかが不安だったのでまずは,丸ごとコピーする作戦とした.
ノートPCに戻したのはパーティションサイズを変更した後だったが,何事もなかったかのように起動に成功.コピー終了時にデスクトップPCの方が起動に失敗して一瞬焦ったが,HDD構成を変更したためにBIOSで起動順序が入れ替わってしまったことが原因だった.BIOSで起動ドライブを再設定したら復活した.
作業を始める前に,途中で間違えたり準備不足にならないよう (自分にしては珍しく) 作業手順を書き出して,Evernoteにメモを作成しておいた.Evernoteではメモ内にチェックボックスを配置できるので,iPadでメモを見ながら作業する毎にチェックを入れていくことで,スムーズに進められたと思う.
アクセスする度にガリガリいう3.5inchのSeagateドライブとは違って,コピー時には驚くほど音しないのでびっくりしたのだが,実際にノートPCに入れてみると風切音(?)のような音が常に聞こえる感じで,7200rpmにしない方が良かったか」とやや後悔.でも,元々Western Digital WD3200BEVTを買うつもりだったのだけどドスパラで買おうとしたら品切れだったから仕切り直したんだよね.でも今思えばポイントも20円しか入ってなかったので,他の店で買った方が利口だったかも.WDの方は4600円くらいで,今回買ったものより700円くらい安かったからなあ.
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