メーラーをMozilla Thunderbirdに
2007.01.13 Saturday 02:00
長いことメールソフトとしてEdMax Free版を使い続けてきたが,職場のPCをMozilla Thunderbirdに移行したのに続き自宅も移行.
EdMaxは良くできたソフトだとは思うが,やはり5年以上使っていると環境の方が変化して使いにくい面が出てくる.
EdMaxの不満なところ
- 中国語のメールが化ける
- ジャンクメールフィルタを内蔵していない
EdMaxは良くできたソフトだとは思うが,やはり5年以上使っていると環境の方が変化して使いにくい面が出てくる.
EdMaxの不満なところ
- 中国語のメールが化ける
- ジャンクメールフィルタを内蔵していない
まずは参考リンク
Thunderbird入手先
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
スレッド設定
http://www.ganaware.jp/archives/2005/01/thunderbird.html
EdMaxデータエクスポートプラグイン
http://kiw.paslog.jp/article/3113.html
アドレス帳の移行について
http://blog1.fc2.com/micmac/?no=66
最初にThunderbirdをダウンロード&インストールして,新規アカウントを作成する.ここまでは手動.Thunderbirdでアカウント設定を開き,各アカウントの「サーバ設定」にある「メッセージの保存先」というのを控えておく.
データの移行を始める前に行った方が良いことがもう1つ.Thunderbirdでは題名(Subject)が同じメールをツリーにまとめる機能があるが,自動通知など同一の題名でメールが来ると返信だと認識してツリーになる.その場合予期しないメールの下にぶら下がって新着がわかりにくくなることがあるので自分はこの機能は外した.
外し方:こちらに書かれている
Thunderbirdのメニューからツール(T)→オプション(O)...
一番右の「詳細」ページの「一般」タブを開く
右中央の「設定エディタ」を押す.
about:config という画面が開くので.フィルタのところにmail.thread_without_re と入力.すると正にこの名前の設定が下のリストに残るので,ダブルクリックしてtrueからfalseに値を変更する.そしてウィンドウを閉じる.
設定が終わったらThunderbirdは終了しておく.
EdMaxメールデータエクスポートプラグインとAddress Exportをインストールする.
それぞれ,ダウンロードしたファイルを展開するとDLLという拡張子のファイルが入っているので,それを自分のEdMaxのフォルダの中にあるPluginフォルダへコピー.また,nkf32.dllは指定場所から取得後にedmax直下のフォルダ(edmax.exeが入っている場所)へコピー.
その後EdMaxを起動(既に起動している場合は再起動)すると新たに見つかったプラグインを有効にするかどうかを聞いてくるので,当然ながら有効にする方を選択.
メールはEdMaxメールデータエクスポートプラグインを使った.EdMaxでは添付ファイルが独立した形で保管されている.EdMaxのエクスポートにも添付ファイルを再構築することができるが,サイズが大きすぎると拒否されることがあった.このプラグインではサイズが大きくても再構築してくれる.出力が100MBを越えても大丈夫.
出力をUNIX MBOX形式にして,出来たファイルを上で控えておいたThunderbirdのメッセージ保存先に移動する.コピーしたファイル名がそのままThunderbirdのフォルダ名となる(日本語可).生成されたファイルには拡張子.txtが付いているが,これもフォルダ名の一部になってしまうので拡張子は削除する.
実際に使ってみたところ2点ほどうまく行かない点が.
1. サブディレクトリを一括してエクスポートできそうでできない.
2. 日本語以外の文字コードが入っているとそのメールの出力が化け化け.(UTF-8, GB2312等).また,ほとんど日本語だけど変な文字コードが含まれている場合もおかしくなることがある.
ファイルを移動した後でThunderbirdを起動するとそれらが新しいフォルダとして見えるはず.最初に開くときは再構築のためサイズに応じて時間がかかる.新たに認識されたメールは全て未読となるので,フォルダを右クリックして出るメニュー「フォルダを既読にする」でまとめて既読化する.
本文がUTF-8のメールはまるで駄目だったので,そこはEdMax自身のエクスポート機能を利用.EdMaxのエクスポート機能では表示は正常になる物の,文字コードは強制的にISO-2022-JP,X-MailerはEdMaxとなって送信元の情報は保存されないようだ.
Address Exportを使う.使い方はここに書かれている.指示に従ってプラグインをインストールするした後にEdMaxのメニューのツール(T)→「アドレス帳→CSV変換」を選ぶと全てのアドレス帳が変換され,その結果がEdMaxのフォルダのAddressに作られる.そのファイルをThunderbirdのアドレス帳にあるメニューのツール→インポートで指定することで移行が出来る.インポートするときは1つのアドレスファイルが同名の新規アドレス帳として登録される.
Thunderbirdに乗り換える理由の1つとしてspamメールの廃除を考えているので,spamばかりが入ったフォルダも移行することが重要.これはThunderbirdに迷惑メールを学習させるために使う.
Thunderbirdでspamフォルダを認識させた後,メールを選択してツールバーにある「迷惑メール」を押す.
メールヘッダのゴミ箱アイコンのところをクリックする方法でもできるが,これだと一度に1つずつしか指定出来ないので数が多いと時間がかかる.
Thunderbirdのツール→拡張機能から「新しい拡張機能を入手」をクリックするとブラウザが開く.拡張機能を探してInstallというところをそのままクリックしないで右クリックで保存する.(FireFoxを使っている場合,そのままクリックするとFireFoxにインストールされる)
ダウンロードした.xpiファイルをThunderbirdの拡張機能ダイアログにDrop.
自分用メモ(一旦見失うと見つけるのが大変なので)
View Headers Toggle Button
Quote Colors : 引用を色分け
QuoteCollapse : 引用を折りたたみ
Check and Send
MagicSLR
Signature Switch
AboutConfig オプション→詳細にあり
Display Mail User Agent Extension
XNote : 2バイト文字が扱えない
Maximize Message Pane
QuickFolders
ReminderFox
No New Window on Double Click
Address Cleaner 宛先をアドレスのみにする.
Lightning
Quick Text
Thunderbird入手先
http://www.mozilla-japan.org/products/thunderbird/
スレッド設定
http://www.ganaware.jp/archives/2005/01/thunderbird.html
EdMaxデータエクスポートプラグイン
http://kiw.paslog.jp/article/3113.html
アドレス帳の移行について
http://blog1.fc2.com/micmac/?no=66
Thunderbirdの準備
最初にThunderbirdをダウンロード&インストールして,新規アカウントを作成する.ここまでは手動.Thunderbirdでアカウント設定を開き,各アカウントの「サーバ設定」にある「メッセージの保存先」というのを控えておく.
データの移行を始める前に行った方が良いことがもう1つ.Thunderbirdでは題名(Subject)が同じメールをツリーにまとめる機能があるが,自動通知など同一の題名でメールが来ると返信だと認識してツリーになる.その場合予期しないメールの下にぶら下がって新着がわかりにくくなることがあるので自分はこの機能は外した.
外し方:こちらに書かれている
Thunderbirdのメニューからツール(T)→オプション(O)...
一番右の「詳細」ページの「一般」タブを開く
右中央の「設定エディタ」を押す.
about:config という画面が開くので.フィルタのところにmail.thread_without_re と入力.すると正にこの名前の設定が下のリストに残るので,ダブルクリックしてtrueからfalseに値を変更する.そしてウィンドウを閉じる.
設定が終わったらThunderbirdは終了しておく.
EdMaxの準備
EdMaxメールデータエクスポートプラグインとAddress Exportをインストールする.
それぞれ,ダウンロードしたファイルを展開するとDLLという拡張子のファイルが入っているので,それを自分のEdMaxのフォルダの中にあるPluginフォルダへコピー.また,nkf32.dllは指定場所から取得後にedmax直下のフォルダ(edmax.exeが入っている場所)へコピー.
その後EdMaxを起動(既に起動している場合は再起動)すると新たに見つかったプラグインを有効にするかどうかを聞いてくるので,当然ながら有効にする方を選択.
メールデータの引っ越し
メールはEdMaxメールデータエクスポートプラグインを使った.EdMaxでは添付ファイルが独立した形で保管されている.EdMaxのエクスポートにも添付ファイルを再構築することができるが,サイズが大きすぎると拒否されることがあった.このプラグインではサイズが大きくても再構築してくれる.出力が100MBを越えても大丈夫.
出力をUNIX MBOX形式にして,出来たファイルを上で控えておいたThunderbirdのメッセージ保存先に移動する.コピーしたファイル名がそのままThunderbirdのフォルダ名となる(日本語可).生成されたファイルには拡張子.txtが付いているが,これもフォルダ名の一部になってしまうので拡張子は削除する.
実際に使ってみたところ2点ほどうまく行かない点が.
1. サブディレクトリを一括してエクスポートできそうでできない.
2. 日本語以外の文字コードが入っているとそのメールの出力が化け化け.(UTF-8, GB2312等).また,ほとんど日本語だけど変な文字コードが含まれている場合もおかしくなることがある.
ファイルを移動した後でThunderbirdを起動するとそれらが新しいフォルダとして見えるはず.最初に開くときは再構築のためサイズに応じて時間がかかる.新たに認識されたメールは全て未読となるので,フォルダを右クリックして出るメニュー「フォルダを既読にする」でまとめて既読化する.
本文がUTF-8のメールはまるで駄目だったので,そこはEdMax自身のエクスポート機能を利用.EdMaxのエクスポート機能では表示は正常になる物の,文字コードは強制的にISO-2022-JP,X-MailerはEdMaxとなって送信元の情報は保存されないようだ.
アドレス帳の引っ越し
Address Exportを使う.使い方はここに書かれている.指示に従ってプラグインをインストールするした後にEdMaxのメニューのツール(T)→「アドレス帳→CSV変換」を選ぶと全てのアドレス帳が変換され,その結果がEdMaxのフォルダのAddressに作られる.そのファイルをThunderbirdのアドレス帳にあるメニューのツール→インポートで指定することで移行が出来る.インポートするときは1つのアドレスファイルが同名の新規アドレス帳として登録される.
SPAMメールの学習
Thunderbirdに乗り換える理由の1つとしてspamメールの廃除を考えているので,spamばかりが入ったフォルダも移行することが重要.これはThunderbirdに迷惑メールを学習させるために使う.
Thunderbirdでspamフォルダを認識させた後,メールを選択してツールバーにある「迷惑メール」を押す.
メールヘッダのゴミ箱アイコンのところをクリックする方法でもできるが,これだと一度に1つずつしか指定出来ないので数が多いと時間がかかる.
拡張機能
Thunderbirdのツール→拡張機能から「新しい拡張機能を入手」をクリックするとブラウザが開く.拡張機能を探してInstallというところをそのままクリックしないで右クリックで保存する.(FireFoxを使っている場合,そのままクリックするとFireFoxにインストールされる)
ダウンロードした.xpiファイルをThunderbirdの拡張機能ダイアログにDrop.
自分用メモ(一旦見失うと見つけるのが大変なので)
View Headers Toggle Button
Quote Colors : 引用を色分け
QuoteCollapse : 引用を折りたたみ
Check and Send
MagicSLR
Signature Switch
Display Mail User Agent Extension
XNote : 2バイト文字が扱えない
Maximize Message Pane
QuickFolders
ReminderFox
No New Window on Double Click
Address Cleaner 宛先をアドレスのみにする.
Lightning
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