銚子
2007.03.18 Sunday 22:21
本日の注目車両
横浜駅で「銀河」に出会う.機関車正面のヘッドマークはなく,客車の方向幕と最後尾のマークに「銀河」の表示.最後尾の電源車に萌え.
行きは常磐線~成田線のルート.我孫子までの常磐緩行線は203系で窓がなくかぶりつけず.我孫子からの成田線はE231系.前面が開けているので先頭車両の一番前で疑似かぶりつき(本当のかぶりつきの位置には座席がないので).
千葉エリアでは相変わらずスカ色の111,113系が現役だが,1/2に近い割合で211系を見かけた.
帰りは総武線~東金線~外房線のルート.蘇我から東京までの京葉線はE331系.昨年1編成だけ導入されて試運転をしたのは知っていたが,運用に就いていたのは知らなかった.連接台車方式なので,線路の継ぎ目を通るときに「ガタン,ゴトン」といわず,「ガタン」「ガタン」となる.言葉では表しづらいが一拍子なのだ.しかもその間隔が自分のリズムに合わないと最初少し気持ち悪く感じる.しばらく乗っていたら全然気にならなくなったけど(そもそもそんなにガタゴト言わない).また車両が短く3つドアで,座席数は3-5-7-3.
千葉県に入って初めて知ったのが,土曜~月曜は動労千葉のストライキがあり,何本か列車が運休になっていた.銚子駅では9時台の2本,17時台の3本が運休だったので4時台の列車で早めに引き上げることになったが,成東で掲示を見たらたくさん×が付いていた.どうも近距離列車を運休にして長距離列車に人を回していたようだ.
銚子電鉄
銚子へ行こうと思い立った理由の1つがこの銚子電鉄.銚子駅の2,3番線ホームの先を銚子電鉄が使っている.JRの改札では銚子電鉄の切符は取り扱っていないので,銚子電鉄に乗る人は切符無しでJRの改札に入ることになる.
ホームではツアー客の集団と一緒になり,列車も2両編成で来たのだが通勤並の混雑.多少なりとも空いている後ろの車両に乗ったのだが,扉が閉まっていざ発車しようとしたところで起動に失敗(?)したのかとまってしまい,二度目にやっと動き出した.
初めて乗った感想は「怖い」.速度が出ていないのに揺れすぎ.軌道の状況があまりよろしくないのだろう.
切符は中で車掌から購入するようにといわれても車掌はおらず不安であったが.観音駅で降りてから一日乗車券を購入できた.大多数が向かう犬吠駅は駅員がいるので問題はないが,途中の無人駅で降りる場合はどうなってしまうのだろうか.
車両は近江電鉄,伊予鉄道,営団地下鉄などからの中古品を改造したもの.地下鉄銀座線の1000系を改造した1002に乗ったときは,銀座線が駅に近づくと一瞬電気が消えた時代の補助灯が妙に懐かしく感じられた.これは一見の価値有り.
銚子電鉄は確かにぼろい.1両で30分間隔運行なのでバスでも代替できる程度だと思う.しかし,鉄道に慣れた東京の人間からすれば鉄道はわかりやすい乗り物だと思う.バスはどこでも走れる反面,地元でない人には非常にわかりにくいものだ.銚子電鉄がなければJRの銚子駅からバスであちこちを回ろうという気になるだろうか.また,(一日乗車券の効果もあるだろうが)鉄道はそこに線路があるから乗ってみる気になる.
外川ミニ郷土資料館
犬吠で止まってしまう観光客の流れを一駅先の外川までなんとか持ってきたいとの想いから,島長水産が私財を投じて作った展示室.NHK小さな旅の取材クルーがいて危うく映ってしまうところだった.(もしかして映っているかも...やば...)
その他の写真
魚の街らしいところを
ぬれ煎餅や銚子電鉄の写真はネットで探すとたくさん見つかるので省略.
Comments