久しぶりの飛行機(大韓航空)
2008.09.27 Saturday 20:20
海外に行くのも4年ぶり.今回は大韓航空を利用して成田からソウル乗り換えのテルアビブまで.
ソウルまでのKE702が搭乗口の行列が壁にぶつかって折れ曲がるほどの混雑なのに対してテルアビブ行きのKE957は新設路線のためか乗車率50%以下.一人で2~3席使える状態.エンターテイメント設備は貧弱だが,そういう物に最初から期待しない方なので自分には十分だ.
大韓航空というとなじみがないので怪しく聞こえるかもしれないが,韓国人にとっては日本人がJALに乗るときの安心感みたいなものがあるんじゃないかなと思う.(想像だけど)
ソウルまでのKE702が搭乗口の行列が壁にぶつかって折れ曲がるほどの混雑なのに対してテルアビブ行きのKE957は新設路線のためか乗車率50%以下.一人で2~3席使える状態.エンターテイメント設備は貧弱だが,そういう物に最初から期待しない方なので自分には十分だ.
大韓航空というとなじみがないので怪しく聞こえるかもしれないが,韓国人にとっては日本人がJALに乗るときの安心感みたいなものがあるんじゃないかなと思う.(想像だけど)
YCATからリムジンバスに乗って行ったのだが,空港の入り口の検問所で検査官がバスに乗ってきて一人ずつパスポートをチェックするのは初めての体験だった.シェンゲン協定が出来る前のヨーロッパで国際列車に乗るとこんな感じだったのかな?.その後ターミナル1北ウィングに着くのを待っていたら運転手さんに「ターミナル1ですよ!」と言われて慌てて降りた.そして荷物を持って行こうとしたら「半券を」と言われてから荷物の預かり券を出す始末.何でこんなに勝手がわかっていないのかと考えてみると,前回の中国出張は羽田(HND)から関西空港(KIX)経由で行ったので成田からの出発は5年ぶり.しかもそれ以前は電車(京成とか)で空港まで行っていたのだと思う.
大韓航空のチェックインカウンターには長蛇の列.カートに山盛りの荷物を持っている人も結構いる.上級会員でも何でもない自分はその列に並んだのだが,列の進み方は意外と速かった.チェックインが終わったら手荷物検査を経て出国ゲートへ.ヨーロッパ行きラッシュの後だから空いていると言われていたとおり,せいぜい5人位しか列に着いていなかったのですぐに通過.搭乗口へ着いたらちょうど搭乗開始時刻だったが,適当に飛行機の写真を撮ったりして長蛇の列が過ぎた頃に搭乗.
KE702は飛び上がったら食事が出て,食べ終わったらちょっと眠くなって,まもなく着陸という感じ.個人用エンターテイメント機器などもちろん無し.リムジンバスより所要時間はやや長いものの椅子のリクライニングを使うこともなく到着した.機内食は鳥のチリソース煮ときび入りご飯.ちょっと辛かった.最初に配布されたイヤホンは回収されなかったので,持って帰って使うことにする.
CAは若い人が多かった.レベル的には日系航空会社と遜色ない気がする.大韓航空の機体の色がそのままユニフォームにも使われているが,これが良い感じだと思う.
仁川国際空港(ICN)の話は別項に譲り,次はテルアビブ行きKE957の話.
出発15分前くらいに搭乗し自分の席に行く.自分の席にはペットボトルの水が置かれていたが隣には無い.予約が入っている席にのみ水を置いているようで,その視点で見るとほとんどガラガラ.自分の場所も中央の4席の1席のみ.「エコノミーでもフルフラットシート,キター」とは問屋が卸さず,後ろの席から人が移ってきた.でもグループで席を取った人が固まって座っていたのはちょっとかわいそうではある.ただ,結局のところ京急2100系の椅子に慣れた自分には椅子で寝てても特に気にはならなかった.
長距離路線だと各席にディスプレイ付いているのが当たり前のように思っていたが,この路線ではディスプレイ無し.エンターテイメントに期待しないでひたすら寝る派の自分としては大してショックではないが,現在位置と時刻が自由に見られないのはちょっと不便.一応前方にはスクリーンがあり,各種の番組は流される.音声は韓国語ともう1つ.映画と韓国の番組は副音声が英語だったが,イスラエルの紹介ビデオは副音声が日本語だった.プログラム案内によれば多くの番組で日本語の吹き替えが用意されているようだが,音声チャンネルが2つしか無いので実際にどうなるかは不明だ.
まず最初に配布されたアメニティグッズが謎.小袋の中のアイマスク,歯ブラシは理解できるが「靴下」って何?確かに足下が冷えるのはわかるが,そういう文化なのかな? 残念ながらKOREAN AIRのロゴ刺繍は入っていないみたい.あと,こちらではKE702と違ってヘッドフォンが配布された.これは他の航空会社同様に回収対象である.
最初の食事はなんとビビンバ.さすが大韓航空.飛行機の中でビビンバを食べるとは思わなかった.大きめの皿の中に具が入れてあり,パックのご飯とチューブの焼きコチュジャンを自分で混ぜて食べるようになっていた.スープも配膳時にパックを開けて湯を注ぐとわかめスープになる仕組み.スプーンもビビンバ専用の大きい物が付いている.
これを混ぜると...
こうなる.
おまけで付いていたパックの混ぜご飯みたいなのはなんだかわからなかった.餅米の混ぜご飯をぎゅっと固めた感じだが,豆とブドウの実のようなものが入っていて,味もブドウみたい.韓国ではメジャーなのかな?
2回目の食事はメインがKE702と同じ物だった.目が覚めたらみんなが食事をしていたのでCAを呼んだところ"Fish or Chiken?"と聞かれた.「うーん,Chikenはソウルに来るまでに食べたしなぁ」と思って"Fish"と応えたら"Fish is out of service."だって.だったら最初から聞くな!
全体的にキャビン内は寒かった.手荷物にしたフリースはソウルまでのフライトでは荷物に入ったままだったが,テルアビブまでの夜間長距離区間では大いに役に立った.首に巻く空気枕は隣の席の毛布を細長く丸めて首に巻いていたので使わずに済んだ.
あと,当然ながらアナウンスは韓国語,英語,ヘブライ語(? たぶん).飛行機の騒音がかなり大きいためか,アナウンスが非常に聞き取りづらい,というか何言っているのかわからない.(余談だが,韓国語でも「気流」は気流なのね...) 電車で連結器やモーターに近い位置にいる場合かなり音を大きくしないとプレーヤーの音が聞こえないのだが,航空機の中はそれ以上ではないかと感じた.12000円ほどで買えるSONYのノイズキャンセリングプレーヤーを買って置いた方がよかったかなとちょっと思う.単なるノイズキャンセリングヘッドフォンだと6000円.大韓航空のイヤホンは通常のミニジャックなので,ヘッドフォン単体のものなら途中に入れられるが,アナウンスはスピーカーとヘッドフォンの両方に流れるから,ノイズと見なされてキャンセルされるかな...
KE957の飛行経路はソウルから中国北部,カザフスタン,カスピ海,アゼルバイジャン,アルメニア,トルコ,地中海,キプロス,イスラエルの順.モンゴルと中東諸国には入らない.
大韓航空のチェックインカウンターには長蛇の列.カートに山盛りの荷物を持っている人も結構いる.上級会員でも何でもない自分はその列に並んだのだが,列の進み方は意外と速かった.チェックインが終わったら手荷物検査を経て出国ゲートへ.ヨーロッパ行きラッシュの後だから空いていると言われていたとおり,せいぜい5人位しか列に着いていなかったのですぐに通過.搭乗口へ着いたらちょうど搭乗開始時刻だったが,適当に飛行機の写真を撮ったりして長蛇の列が過ぎた頃に搭乗.
KE702は飛び上がったら食事が出て,食べ終わったらちょっと眠くなって,まもなく着陸という感じ.個人用エンターテイメント機器などもちろん無し.リムジンバスより所要時間はやや長いものの椅子のリクライニングを使うこともなく到着した.機内食は鳥のチリソース煮ときび入りご飯.ちょっと辛かった.最初に配布されたイヤホンは回収されなかったので,持って帰って使うことにする.
CAは若い人が多かった.レベル的には日系航空会社と遜色ない気がする.大韓航空の機体の色がそのままユニフォームにも使われているが,これが良い感じだと思う.
仁川国際空港(ICN)の話は別項に譲り,次はテルアビブ行きKE957の話.
出発15分前くらいに搭乗し自分の席に行く.自分の席にはペットボトルの水が置かれていたが隣には無い.予約が入っている席にのみ水を置いているようで,その視点で見るとほとんどガラガラ.自分の場所も中央の4席の1席のみ.「エコノミーでもフルフラットシート,キター」とは問屋が卸さず,後ろの席から人が移ってきた.でもグループで席を取った人が固まって座っていたのはちょっとかわいそうではある.ただ,結局のところ京急2100系の椅子に慣れた自分には椅子で寝てても特に気にはならなかった.
長距離路線だと各席にディスプレイ付いているのが当たり前のように思っていたが,この路線ではディスプレイ無し.エンターテイメントに期待しないでひたすら寝る派の自分としては大してショックではないが,現在位置と時刻が自由に見られないのはちょっと不便.一応前方にはスクリーンがあり,各種の番組は流される.音声は韓国語ともう1つ.映画と韓国の番組は副音声が英語だったが,イスラエルの紹介ビデオは副音声が日本語だった.プログラム案内によれば多くの番組で日本語の吹き替えが用意されているようだが,音声チャンネルが2つしか無いので実際にどうなるかは不明だ.
まず最初に配布されたアメニティグッズが謎.小袋の中のアイマスク,歯ブラシは理解できるが「靴下」って何?確かに足下が冷えるのはわかるが,そういう文化なのかな? 残念ながらKOREAN AIRのロゴ刺繍は入っていないみたい.あと,こちらではKE702と違ってヘッドフォンが配布された.これは他の航空会社同様に回収対象である.
最初の食事はなんとビビンバ.さすが大韓航空.飛行機の中でビビンバを食べるとは思わなかった.大きめの皿の中に具が入れてあり,パックのご飯とチューブの焼きコチュジャンを自分で混ぜて食べるようになっていた.スープも配膳時にパックを開けて湯を注ぐとわかめスープになる仕組み.スプーンもビビンバ専用の大きい物が付いている.
これを混ぜると...
こうなる.
おまけで付いていたパックの混ぜご飯みたいなのはなんだかわからなかった.餅米の混ぜご飯をぎゅっと固めた感じだが,豆とブドウの実のようなものが入っていて,味もブドウみたい.韓国ではメジャーなのかな?
2回目の食事はメインがKE702と同じ物だった.目が覚めたらみんなが食事をしていたのでCAを呼んだところ"Fish or Chiken?"と聞かれた.「うーん,Chikenはソウルに来るまでに食べたしなぁ」と思って"Fish"と応えたら"Fish is out of service."だって.だったら最初から聞くな!
全体的にキャビン内は寒かった.手荷物にしたフリースはソウルまでのフライトでは荷物に入ったままだったが,テルアビブまでの夜間長距離区間では大いに役に立った.首に巻く空気枕は隣の席の毛布を細長く丸めて首に巻いていたので使わずに済んだ.
あと,当然ながらアナウンスは韓国語,英語,ヘブライ語(? たぶん).飛行機の騒音がかなり大きいためか,アナウンスが非常に聞き取りづらい,というか何言っているのかわからない.(余談だが,韓国語でも「気流」は気流なのね...) 電車で連結器やモーターに近い位置にいる場合かなり音を大きくしないとプレーヤーの音が聞こえないのだが,航空機の中はそれ以上ではないかと感じた.12000円ほどで買えるSONYのノイズキャンセリングプレーヤーを買って置いた方がよかったかなとちょっと思う.単なるノイズキャンセリングヘッドフォンだと6000円.大韓航空のイヤホンは通常のミニジャックなので,ヘッドフォン単体のものなら途中に入れられるが,アナウンスはスピーカーとヘッドフォンの両方に流れるから,ノイズと見なされてキャンセルされるかな...
KE957の飛行経路はソウルから中国北部,カザフスタン,カスピ海,アゼルバイジャン,アルメニア,トルコ,地中海,キプロス,イスラエルの順.モンゴルと中東諸国には入らない.
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