フェルマーの最終定理
2006.05.23 Tuesday 00:09
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」(新潮社) ISBN:4-10-539301-4 を図書館で借りてきて読んでいる.証明の周囲にあるもの,基礎となる物を歴史を追って書かれていて,読んでいると引き込まれる.しかし,これを読んでも証明の何かが数学的に理解できるようには決してならない.
この本を借りたのも,「フェルマーの最終定理ってなんか解けたらしいけど結局どうなったんだっけ?」という感じ.特に意味があったわけではない.
内容は,証明の背景となった定理やそれと深く関連する数学者の生い立ちや専門分野の話を組み立てて定理の証明に近づいていく.最初はなんか内容の薄い本かなと思っていたが,構成がうまいのか結構夢中になって読んでしまった.
ただ,専門用語が説明無く使われているところが多いのがいまいち.後で勝手に調べれば良いのかもしれないが,もうちょっと補遺が充実していても良かったように思う.
ワイルズが証明の講義をしたときの前後の電子メールを原文(っぽく)載せてあるのだが,全く意味不明.なるべく雰囲気を伝えようということなのかもしれないが,いまいちねー.
内容は,証明の背景となった定理やそれと深く関連する数学者の生い立ちや専門分野の話を組み立てて定理の証明に近づいていく.最初はなんか内容の薄い本かなと思っていたが,構成がうまいのか結構夢中になって読んでしまった.
ただ,専門用語が説明無く使われているところが多いのがいまいち.後で勝手に調べれば良いのかもしれないが,もうちょっと補遺が充実していても良かったように思う.
ワイルズが証明の講義をしたときの前後の電子メールを原文(っぽく)載せてあるのだが,全く意味不明.なるべく雰囲気を伝えようということなのかもしれないが,いまいちねー.
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