海の見えるチャペル
2006.10.19 Thursday 00:04
電車内の中吊り広告にホテル日航東京の海の見えるチャペルの写真があった．写真の奥の方にはレインボーブリッジが写っている．外光を大きく取り込むスタイルは雄大な景色が見える反面重大な欠点があると思えた．
ここで結婚式を挙げると，後から写真を見てがっかりする人が続出するのではないか．そんな気がする．
このチャペルでは開けた窓側に向かって席が用意されているので儀式は窓際で行われることになる．そうなると観客は窓に向かって写真を撮るわけだが，室内と外では外の方が明るいため逆光状態になる．そうすると，深く考えずに押されたシャッターの切り取る物は，くっきり写った空と黒くつぶれた新郎新婦の姿ということになりかねない．確かに景色はよいのだろうが，ストロボを焚かないと新郎新婦と背景の(明るい)景色をともに写真に収めるのは難しいだろう．背景が十分に明るいだけに，ストロボの必要性をカメラには判断できないかもしれない．
もちろん背景が薄暗ければ黒くつぶれる危険性は低くなるが，外が薄暗いのであればここを選ぶメリットは薄れてしまう．
もしかしたら，日が沈んだ後に夜景を背景にするのがベストかもしれない．明るい室内がガラスに反射することもあってイルミネーションバックにした写真を撮るのは無理な相談だが，被写体が黒くつぶれるよりは幾分ましであろう．
このチャペルでは開けた窓側に向かって席が用意されているので儀式は窓際で行われることになる．そうなると観客は窓に向かって写真を撮るわけだが，室内と外では外の方が明るいため逆光状態になる．そうすると，深く考えずに押されたシャッターの切り取る物は，くっきり写った空と黒くつぶれた新郎新婦の姿ということになりかねない．確かに景色はよいのだろうが，ストロボを焚かないと新郎新婦と背景の(明るい)景色をともに写真に収めるのは難しいだろう．背景が十分に明るいだけに，ストロボの必要性をカメラには判断できないかもしれない．
もちろん背景が薄暗ければ黒くつぶれる危険性は低くなるが，外が薄暗いのであればここを選ぶメリットは薄れてしまう．
もしかしたら，日が沈んだ後に夜景を背景にするのがベストかもしれない．明るい室内がガラスに反射することもあってイルミネーションバックにした写真を撮るのは無理な相談だが，被写体が黒くつぶれるよりは幾分ましであろう．
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