館山の海が気に入った
2007.02.10 Saturday 21:25
今週は岩井駅へ先回りしてSL撮影.その後次の列車で追いかけて初めての館山入り.
館山ではSL運行に合わせてイベントが執り行われており,「鉄道ミニ博物館」で昔の鉄道グッズに萌え.それと館山駅から見える海岸は広くて静かでGOOD! 穏やかな波が奏でるリズムが心地よい.
館山ではSL運行に合わせてイベントが執り行われており,「鉄道ミニ博物館」で昔の鉄道グッズに萌え.それと館山駅から見える海岸は広くて静かでGOOD! 穏やかな波が奏でるリズムが心地よい.
本題 i.e. 先週のリベンジ.あのあと考えたが列車が通るのは極一瞬.また実際にYou TubeにUPしてもかなり解像度が低く接近時しか判別出来ない.それと煙をもくもく出すのはパワーが必要なとき=上り坂.駅停車直前には元々全く期待出来ない.ということで,今週は静止画一本でいくことにした.
先週と同じ9:20発のフェリーで金谷へ行き,SLの1本前の普通列車で3つ先の岩井へ移動.しかし,これはあまり良い選択ではなかった.とりあえず写真は撮れた物の,直線区間のためありきたり&背景もいまいち.また,直線区間でフレーム一杯に収めようとするとタイミングが難しい.この駅を選んだのは会津のSLの部屋の内房線のコーナーにある菜の花畑の写真が安房勝山-岩井間だったから.しかし,線路沿いの菜の花畑はたった一カ所.それも安房勝山に近い方で,とても徒歩で行ける距離ではなかった.
駅の北側の踏切付近を撮影場所に決めて待っているとだんだんと地元の人が集まり始めた.時間が迫ってきた頃にJR東日本の人がやってきて拡声器で挨拶.列車の通過予定時刻と運行状況の案内と線路内に入らないようにという注意をする.しかしヴァカはいるもので,いよいよ列車が迫ってくると一人が身を乗り出し始め,JRの人が拡声器で注意を繰り返す羽目に.まあ人身事故を目撃しなくて済んだのは幸いだ.
とりあえず撮影したらすぐ駅に走って戻る.上りの特急が隣のホームに入ったので跨線橋から並びを撮影.次に近くへ寄ってアップで撮影.駅ではみんながSLに群がっている.上り列車2本を行かせていよいよ発車.鼓膜が痛くなるほどの汽笛と共に蒸気と黒煙が舞い上がった.
ところで,過ぎゆく客車を見てみると先頭車両には業務の人が2ボックスくらい.その後一般のお客さん.しかし,最後尾の車両はがらがら.元々100%は販売しなかったのか,買い占めた人がいるのか.切符はあっという間に売り切れたはずなのに謎だ.
15分後の列車で館山へ移動.SLのためにダイヤが変更になっており,次の列車はSLの館山到着の数分後に着く.館山ではD51と211系が並んでおり,SLを挟んだ両方のホームに人がいっぱい.また,フェンスの向こうにはイベントのテントが見える.まもなく211が千葉へ向けて出発.向かいのホームからSLの側面が見えるようになったのでさらにシャッターを切る人多数.朝からどんよりしていた空もこのころには青空に変わった.
SLはこのくらいにして駅前に出る.ターミナルの向こう側に渡ってすぐ「まちかどミニ博物館」なるものが目に入る.これはNPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムの企画した「まちかどミニ博物館」の1つ.先週と今週の限定イベントのようだ.一階の入り口付近には里見氏に関するパネルが展示されている.これを見て初めて「南総里見八犬伝」の舞台だから「房総発見伝」と名付けられたと気付く.「安房」は「南総」とも呼ばれたらしい.(by Wikipedia)
さてその二階が「鉄道ミニ博物館」.階段の登り口から早速ひらがなで縦書きの駅名標がずらりと並んでいる.二階では駅の時刻表,国鉄時代のオレンジカード,昔の時刻表,昔の鉄道ファン,鉄道ピクトリアル等々コレクションの数々やSLの写真,制服等が展示されていた.ここは東日本OB会 館山支部が用意したもので,担当の方も鉄道マンだったようだ.
鉄道ネタでお腹が一杯になったので駅の反対側に出てみると椰子の木と菜の花で気分は南国.駅から海岸の間に電線がほとんど無いために空が広く感じられる.海に向かう道を3分ほど歩くと砂浜に出る.砂浜が広くかつ車の音が全く気にならない.穏やかな波の音がリズムを刻み空からは柔らかな日差しが降り注ぐ.三浦半島の海とはまたひと味違う感じだ.
適当におみやげを買ってから駅に戻るとちょうどSLが入線するところだったのであわてて切符を買ってホームへ向かう.こんどは先頭がDE10なのでSLにはヘッドマークはない.SLの運転士に大きなカメラとマイクが向けられている.テレビ局の取材らしい.またヘルメットをかぶった人たちが車体をきれいに拭く傍ら,ギャラリーに石炭をプレゼントしていた.
SLの発車を待つと次の普通列車は1時間半後になってしまうので,SLの数分前に出る普通列車で浜金谷に戻る.流石に帰りはカメラを構えている人は少数だった.
最後に浜金谷で上りDLを待つ.30分後,弱そうな「ピー」というDLの汽笛と共にそれは現れた.駅に着くとヘルメットをかぶった人が足回りの点検を行うと同時になにやら金属のバケツをやりとりしている.最初は水かと思ったのだが,バケツを持ってギャラリーのところにやってきて石炭をバケツ2杯ほど地面に置いていった.
撮影に適したポイントは意外と少ない.事前の下見が重要.
SLは出発前に汽笛を鳴らす.SL特有の汽笛は押さえるべきポイント.
浜金谷駅は下りホームの反対側が空き地なので撮影しやすい.
館山はSLが無くてもまた行ってみたい.
先週と同じ9:20発のフェリーで金谷へ行き,SLの1本前の普通列車で3つ先の岩井へ移動.しかし,これはあまり良い選択ではなかった.とりあえず写真は撮れた物の,直線区間のためありきたり&背景もいまいち.また,直線区間でフレーム一杯に収めようとするとタイミングが難しい.この駅を選んだのは会津のSLの部屋の内房線のコーナーにある菜の花畑の写真が安房勝山-岩井間だったから.しかし,線路沿いの菜の花畑はたった一カ所.それも安房勝山に近い方で,とても徒歩で行ける距離ではなかった.
駅の北側の踏切付近を撮影場所に決めて待っているとだんだんと地元の人が集まり始めた.時間が迫ってきた頃にJR東日本の人がやってきて拡声器で挨拶.列車の通過予定時刻と運行状況の案内と線路内に入らないようにという注意をする.しかしヴァカはいるもので,いよいよ列車が迫ってくると一人が身を乗り出し始め,JRの人が拡声器で注意を繰り返す羽目に.まあ人身事故を目撃しなくて済んだのは幸いだ.
とりあえず撮影したらすぐ駅に走って戻る.上りの特急が隣のホームに入ったので跨線橋から並びを撮影.次に近くへ寄ってアップで撮影.駅ではみんながSLに群がっている.上り列車2本を行かせていよいよ発車.鼓膜が痛くなるほどの汽笛と共に蒸気と黒煙が舞い上がった.
ところで,過ぎゆく客車を見てみると先頭車両には業務の人が2ボックスくらい.その後一般のお客さん.しかし,最後尾の車両はがらがら.元々100%は販売しなかったのか,買い占めた人がいるのか.切符はあっという間に売り切れたはずなのに謎だ.
館山
15分後の列車で館山へ移動.SLのためにダイヤが変更になっており,次の列車はSLの館山到着の数分後に着く.館山ではD51と211系が並んでおり,SLを挟んだ両方のホームに人がいっぱい.また,フェンスの向こうにはイベントのテントが見える.まもなく211が千葉へ向けて出発.向かいのホームからSLの側面が見えるようになったのでさらにシャッターを切る人多数.朝からどんよりしていた空もこのころには青空に変わった.
SLはこのくらいにして駅前に出る.ターミナルの向こう側に渡ってすぐ「まちかどミニ博物館」なるものが目に入る.これはNPO法人 南房総文化財・戦跡保存活用フォーラムの企画した「まちかどミニ博物館」の1つ.先週と今週の限定イベントのようだ.一階の入り口付近には里見氏に関するパネルが展示されている.これを見て初めて「南総里見八犬伝」の舞台だから「房総発見伝」と名付けられたと気付く.「安房」は「南総」とも呼ばれたらしい.(by Wikipedia)
さてその二階が「鉄道ミニ博物館」.階段の登り口から早速ひらがなで縦書きの駅名標がずらりと並んでいる.二階では駅の時刻表,国鉄時代のオレンジカード,昔の時刻表,昔の鉄道ファン,鉄道ピクトリアル等々コレクションの数々やSLの写真,制服等が展示されていた.ここは東日本OB会 館山支部が用意したもので,担当の方も鉄道マンだったようだ.
鉄道ネタでお腹が一杯になったので駅の反対側に出てみると椰子の木と菜の花で気分は南国.駅から海岸の間に電線がほとんど無いために空が広く感じられる.海に向かう道を3分ほど歩くと砂浜に出る.砂浜が広くかつ車の音が全く気にならない.穏やかな波の音がリズムを刻み空からは柔らかな日差しが降り注ぐ.三浦半島の海とはまたひと味違う感じだ.
適当におみやげを買ってから駅に戻るとちょうどSLが入線するところだったのであわてて切符を買ってホームへ向かう.こんどは先頭がDE10なのでSLにはヘッドマークはない.SLの運転士に大きなカメラとマイクが向けられている.テレビ局の取材らしい.またヘルメットをかぶった人たちが車体をきれいに拭く傍ら,ギャラリーに石炭をプレゼントしていた.
SLの発車を待つと次の普通列車は1時間半後になってしまうので,SLの数分前に出る普通列車で浜金谷に戻る.流石に帰りはカメラを構えている人は少数だった.
最後に浜金谷で上りDLを待つ.30分後,弱そうな「ピー」というDLの汽笛と共にそれは現れた.駅に着くとヘルメットをかぶった人が足回りの点検を行うと同時になにやら金属のバケツをやりとりしている.最初は水かと思ったのだが,バケツを持ってギャラリーのところにやってきて石炭をバケツ2杯ほど地面に置いていった.
総括
撮影に適したポイントは意外と少ない.事前の下見が重要.
SLは出発前に汽笛を鳴らす.SL特有の汽笛は押さえるべきポイント.
浜金谷駅は下りホームの反対側が空き地なので撮影しやすい.
館山はSLが無くてもまた行ってみたい.
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