秋山郷行ってきました 二日目
2008.08.09 Saturday 14:04
~先週の話を今頃書いています~
土曜日の午前中はとねんぼの講義を聞く.片貝(現在の小千谷市)の酒造,佐藤佐平治が秋山郷を救った話が非常に面白かった.午後は一日早い火入れを見た後,切明で河原遊び.夕食の後は暗闇で花火.そして遺された酒とポテチで星空の下での宴会.
土曜日の午前中はとねんぼの講義を聞く.片貝(現在の小千谷市)の酒造,佐藤佐平治が秋山郷を救った話が非常に面白かった.午後は一日早い火入れを見た後,切明で河原遊び.夕食の後は暗闇で花火.そして遺された酒とポテチで星空の下での宴会.
二日目の朝は例年通り常民大学の会場であるとねんぼへ向かう.現地に着いてみると湯沢に前泊した二人が既に着いていて驚く.公共交通機関では湯沢駅を朝9時半に出るバスが最初なので早くても昼頃になるはずだが,村の人が7時に湯沢まで迎えに来てくれたらしい.
今年は例年になく閑散としている.先生方が大学を退職されてから年々参加者が減少傾向にあるが,今年は特に少ない.
最初は市川健夫先生の話.話の内容はともかくとして,先生の体力が心配になった.中部大チームはその後温泉に行くとのことで一旦席を外す.
次は,天保の飢饉の際に佐藤佐平治が秋山郷を救った話.講演者の萩原光之氏は佐渡で高校の国語教師をしていて昨年津南に越してきた方.佐藤佐平治の映画を作る活動を行っているとのこと.
午前の最後は秋山記行.湯本~湯沢の解説.
昼食は宿で作ってもらったおにぎりのお弁当と,会場で振る舞われた早そば.それと昨年の焼き畑に蒔いたソバで作ったというそばアイス(写真).外見からは分からないが,一口食べるとソバの風味が口いっぱいに広がる.焼畑では秋山郷の在来種のソバ育てており,これは普通のソバに比べて風味が豊かなことが特長である.
今年は土が湿っているために火入れができないとのことで,午後に焼き畑会場を見に行くことに.太めの枝を集めて作った山に一応火をつける.
その後はグループの人たちと車2台で切明温泉へ行き河原の温泉を楽しむ.水着を用意して自作の温泉で暖まるもの,石に持たれて立ったまま寝るもの,裾をまくって足湯を楽しんでいるもの,バランスを崩して水の中で尻餅をつくもの,等々.
一旦宿に戻った後,楽養館で汗を流す.風呂から戻ったら夕食.
かなり食べ過ぎた.夕食の際,出口屋から苗場正宗の一升瓶を届けてくれた.5月に亡くなった直市さんの遺作だ.二日目の予定が残っているので,とりあえず冷やしておいてもらう.
食事の後「のよさ踊り」と花火を終えて,いよいよ苗場正宗を何とかすることに.翌日の「栄村100kmサイクリング」に参加するお客さんが多数宿泊しているため,部屋でうるさくすると迷惑となるということで,宿の前の路上で円陣を組む.しかしすぐに車がやってきたので隣の駐車場に移動し,そこでやっと開封することに.
上澄みはかなり辛いが酸味は弱い.その後瓶を振って再度味を見ると辛みが嘘のように消えてまろやかな印象である.8名程度のうち大部分が酒を飲まないので一升は無理だと思っていたが,年長者3名ががぶがぶと飲み干して結局無くなってしまった.酒を飲まない人々は次々と開けられる金・銀・銅のポテチの袋に手を伸ばす.そうこうしているうちに空の霞が薄らいで星がはっきりと見えるようになってきた.
眠くなったので勝手に部屋に戻って寝たのだが,他の人はその後で星を見に行ったようだ.朝起きたら自分のカメラに自分が寝ているところが写っていたという謎も未解決なまま二日目は終わり.
今年は例年になく閑散としている.先生方が大学を退職されてから年々参加者が減少傾向にあるが,今年は特に少ない.
最初は市川健夫先生の話.話の内容はともかくとして,先生の体力が心配になった.中部大チームはその後温泉に行くとのことで一旦席を外す.
次は,天保の飢饉の際に佐藤佐平治が秋山郷を救った話.講演者の萩原光之氏は佐渡で高校の国語教師をしていて昨年津南に越してきた方.佐藤佐平治の映画を作る活動を行っているとのこと.
午前の最後は秋山記行.湯本~湯沢の解説.
昼食は宿で作ってもらったおにぎりのお弁当と,会場で振る舞われた早そば.それと昨年の焼き畑に蒔いたソバで作ったというそばアイス(写真).外見からは分からないが,一口食べるとソバの風味が口いっぱいに広がる.焼畑では秋山郷の在来種のソバ育てており,これは普通のソバに比べて風味が豊かなことが特長である.
今年は土が湿っているために火入れができないとのことで,午後に焼き畑会場を見に行くことに.太めの枝を集めて作った山に一応火をつける.
その後はグループの人たちと車2台で切明温泉へ行き河原の温泉を楽しむ.水着を用意して自作の温泉で暖まるもの,石に持たれて立ったまま寝るもの,裾をまくって足湯を楽しんでいるもの,バランスを崩して水の中で尻餅をつくもの,等々.
一旦宿に戻った後,楽養館で汗を流す.風呂から戻ったら夕食.
かなり食べ過ぎた.夕食の際,出口屋から苗場正宗の一升瓶を届けてくれた.5月に亡くなった直市さんの遺作だ.二日目の予定が残っているので,とりあえず冷やしておいてもらう.
食事の後「のよさ踊り」と花火を終えて,いよいよ苗場正宗を何とかすることに.翌日の「栄村100kmサイクリング」に参加するお客さんが多数宿泊しているため,部屋でうるさくすると迷惑となるということで,宿の前の路上で円陣を組む.しかしすぐに車がやってきたので隣の駐車場に移動し,そこでやっと開封することに.
上澄みはかなり辛いが酸味は弱い.その後瓶を振って再度味を見ると辛みが嘘のように消えてまろやかな印象である.8名程度のうち大部分が酒を飲まないので一升は無理だと思っていたが,年長者3名ががぶがぶと飲み干して結局無くなってしまった.酒を飲まない人々は次々と開けられる金・銀・銅のポテチの袋に手を伸ばす.そうこうしているうちに空の霞が薄らいで星がはっきりと見えるようになってきた.
眠くなったので勝手に部屋に戻って寝たのだが,他の人はその後で星を見に行ったようだ.朝起きたら自分のカメラに自分が寝ているところが写っていたという謎も未解決なまま二日目は終わり.
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