おしゃべりの話題
2006.12.30 Saturday 23:18
今日はルナさんの家でお茶会．12時頃から始まって18時過ぎまで居たのだがちょっと長すぎた感じが．話題の中心は中学時代の人間関係とか，誰がどうしているとか．自分としてはいささか秋葉原．
やや気持ち悪くなってきたのと事前の連絡不足からyoppyとの約束をキャンセル．そして今，今日の時間の使い方を反省．
ルナさんの家で
昼頃ルナさんの家でおにぎりを食べるところから始まって，その後紅茶を飲んでいるとちゃんぎぷー氏が登場．WEDGWOODのウェッジウッドオリジナルと共にケーキをいただく．
その後は四人で適当に紅茶を飲んだりコーヒーを淹れたりしながらおしゃべり．
ルナさんの家のリビングが素晴らしかったことやウェッジウッドオリジナルが優しく受け止めてくれる不思議な味であったことも驚きではあったが，今回はそれらについてはふれない．
ルナさんの家での話題
最初はルナさんがえみさんと本人と友人の近況について．
その後紅茶を飲みながらその味について
ちゃんぎぷー氏がえみさんと仕事関連の話．同級生の名も上がるが話題の中心は共通の取引先企業グループでの出来事とか．
-ここまで3時間くらい
その後の中心の話題は中学時代の人間関係とか．
中学の頃誰と誰がどういう関係だったとか，女の子で誰が誰をいじめていたとか，ルナさんとえみさんが話していたのだが，自分があまり中学時代のことを細かく覚えていないこともあってもっぱら聞き役．
ルナさんに会うと中学時代の出来事や人間関係が話題になることが多い気がする．中学の同級生で集まったのだから中学時代の話が共通の話題になるのは自然な気もするが，実際のところ男性陣は女の子みたいに人間関係が複雑ではなかった気がするので全員の共通の話題というわけでもない．
同級生の誰それが今どこで何をしているという話ならまだ多少なりとも情報として価値がありそうだが，女の子がスカート丈を短くして云々とか，あこがれの先輩に云々とか言う話が続いて，小林旭の『恋の山手線』的に言えば「僕はいささか秋葉原」．あるいはARIA第9巻の「幼なじみ」で話の輪に入れない疎外感を味わう水無灯里の気分．
最後の方ではARIA第4巻の「レデントーレ」に出てくるような自然に訪れる不思議な静寂を少し期待していたのだが，少しでも間が開くとルナさんが話題を持ち出すので最後まで静寂が訪れることはなかった．
学生寮時代の人と集まる場合を考えると，学生時代の話題を掘り返して話すことはほとんど無く，近況や趣味，経験，時事の話題が中心となる．また会社で話をするときは，年齢が上の人が多いせいかケーススタディに対して意見を言い合ったり年長者の経験を聞いたりすることが多い．
過去の共通の記憶を話題にする場合，話している人々が同質性を確認しているに過ぎず，議論から何かが生まれるわけではない．また過ぎ去った(特に他人の)事実を聞いてもそれが今後に影響を与えるとも思えない．時間を使うわけだからおしゃべりの話題は自分の今後に多少なりとも役に立つ話，相手に対して役に立つ話，楽しい時間を共有できる話題のいずれかであってほしいと思う．
だが，もう一度振り返ってみると最初の方は割と最近の話題が多かった．ただ，そういった話は話し手が専門であって聞き手がそれに興味を示さない限り長時間は続かない．自分としては特定の話題についてもっと掘り下げて話をしたいと思うが，テーマの選び方，誘導の仕方が難しいだろう．人生共通の話題は「死」だけだという気もするが，このテーマに乗ってくる人が多数派とも思えない．
そして時間が経って話題が尽きてくると昔話が出てくるのかもしれない．とするとやはり6時間という時間が問題だったともいえる．寮生と集まる場合にも最近はそこまで長時間一緒にいることは少ない．それに食事やイベントではその場の話題というものが少なからずあるもので，今回のようにお茶だけで話し続けるというのとは違う．
長時間一緒にいる場合には，話し続けると言うよりはむしろ話さないけど場を共有するスタイルの方が好ましいのではないか．同じ部屋で各々が自由に読書したり音楽を聴いたり，PCを使ったりしながら，たまに自分が気に入ったところで他の人に声をかけ，また各個人の時間に戻る．そういうのもおもしろいかもしれない．
yoppyとの約束キャンセルについて
夕方yoppyと食事をする予定だったのだが正確な時間を聞いていなかったので，一旦帰宅．長時間のおしゃべりに疲れたことに加えて，自宅の食事の時間になってしまった．そして7時半頃yoppyから仕事が終わったとの電話あり．ちょうど弟が帰省したところでタイミング的にまた仕切り直して外で食事という気分にもなれず，土日が休みでないyoppyにあえる数少ないチャンスを逃したと思いながらも断った．
これが自宅ならば決まった時間に食事が出てくるわけではないのでそこから参加することもあり得ただろうが，やはり実家にいると家族の生活リズムを無視しては動きにくい．だが，結局自分はその後さっさと食事をして，食べたら気持ち悪いのが直って，さらにこたつで寝てしまっただけなので，今思えば無理してでも出かけた方が良かったかもしれない．
自分的まとめ
先日読んだ哲学系の本で，一人の時間を過ごすために妻との交流も断って過ごしているという話があった．自分はこれまでNetworkingを重視してこなかったこともあって交友関係が少ないので，最近は長い間会っていなかった人ともチャンスがあればなるべく会うようにしている．しかし，将来的にはまた自分と向き合う方向に戻ることになるのかもしれない．
ではまとめ:
人と会うときは，事前にagendaを確認する．
時間はあらかじめ聞いておこう．当日電話があったら集合というのはだめ．
長時間いても得るものが少ない．終わる時間も決めよう．
予定が続く場合は，飲食も計画的に．でも案外おなかに入ったりする．
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