免許証の更新
2009.01.16 Friday 22:39
運転免許証を更新してきた.何年か前に愛知県で一回捕まった(T_T)ので,今回は一般運転者の扱いで1時間の講習を受講した..
従来の普通免許の人は今回より限定(8t)付き中型免許となる.また,今月よりIC付き免許証となった.
従来の普通免許の人は今回より限定(8t)付き中型免許となる.また,今月よりIC付き免許証となった.
優良運転者以外は警察署では受け付けのみしか行えないとのことだったので,朝から二俣川の運転免許試験場へ向かった.家を出るのが少し遅くなったので11時までの午前の受け付けに間に合うか著と心配だったが,横浜から二俣川までは相鉄の急行で12分と思ったより近く,10時半前には試験場に到着した.
試験場では手続きの前にまず機械で暗証番号の登録を行う.タッチパネルで4桁の暗証番号2つを入力すると,番号とバーコードが印刷された紙が出てくる.写真撮影の時にバーコードを読み取らせることで番号の登録が行われる.バーコードの登録機は入り口付近にたくさんと2階の更新手続きのところに2台だけ置かれていたのだが,やはり2階の受け付け機に行列ができていた.受付より前にバーコード登録をするというシステムはややわかりにくいように感じる.免許証とは無関係に誰でも何枚でも番号の印刷された用紙を発行できてしまう点も不審に感じる一因だと思う.
平日のためか,用紙受け取り→受け付け→証紙購入(3600円)→視力検査→作成手続き(?)→写真撮影といずれも数人待ち程度でスムーズに進み,ここまで30分程度.その後11時10分から講習室で一般運転者講習を受けた.
講習の内容は,事故発生の現状,飲酒・ひき逃げ事故のビデオ(25分),法改正の説明.まず,最初に講習を聞いていない人がいるという話を10分くらいしていたように思う.これはどう考えても時間の無駄.1時間しかないのだからもうちょっと考えて欲しい.その後交通事故発生の現状を数値で説明.昨年は全国で5000人以上,神奈川県でも150人くらい交通事故で死亡している.口頭でいくつかの事故例の説明があった.事故の被害者として高齢者が多いこと,路上で寝ていて事故にあった人が3人いたこと等.
その後でようやくビデオに移る.ビデオの内容は飲酒運転,ひき逃げの再現映像と家族の悲しみについてが大部分を占めており,それ以外に飲酒状態での運転をシミュレータで行う実験も含まれていた.
最後に免許証区分の説明.従来の普通免許は限定付き中型免許に,従来大型だった人にも中型免許の区分が追加された.前者は上で説明したとおり.後者は深視力検査に通らず大型運転免許を返上した場合に運転免許が全くなくなることを防ぐための措置とのこと.大型免許を返上して従来の普通免許相当のものは残るようになる.
講習が終わったら免許証の受け取り.新しい免許証には本籍が印刷されておらず,最初に番号登録を行ったのと同じ機械を使うと内容の確認ができる.ICの中には本籍も含めた免許証のすべての内容が確認できる.写真もモノクロで格納されている.その際,登録時に使った2つの暗証番号が必要となる.4桁の番号2つは目的が区別されているわけではなく,両方を入力しないとデータにアクセスできないので実質的には8桁の暗証番号を2つに分けただけである.非接触なのにSuicaとは異なり読み取りに妙に時間がかかるのが謎.
ところで一般の人と優良の人の差は無事故無違反か,軽微な違反1回の差である.しかし,事故の事例を聞く限りでは必ずしも違反が事故につながっているわけでもないようだ.特に路上で寝ていた事例や,車庫で子供をひいてしまった例などは規則遵守と言うよりは注意力の問題である.ただ,違反も標識・速度・信号等に対する注意力が欠けているために発生したと考えるのであれば注意力の欠けているドライバーを選別する基準として違反の有無を用いるのは妥当であろう.
しかしそう考えると,飲酒・ひき逃げ事故のビデオでは運転時の注意力不足に対する対策が講じられていないことが気になる.その部分は配布された「安全運転自己診断」および冊子を使って自分で行えと言うことのようだ.ということは本質的には優良運転者講習とあんまりかわらない.飲酒運転をするような人は一般運転者で済むはずはないのだから,むしろ違反をしたときの状況を具体的に考えて,何が足りなかったのかを意識できるようにする方が時間の使い方としては有意義ではないかと思う.
自分の場合
* 制限50km/hから横道(制限40km/h)に曲がった直後(違反は+12km/h)
* 初めて通る道
* 前に車が全くいない状態
* 下り坂で速度がコントロールできていなかった(車まかせ)
その後道の脇から「止まれ!」と出てきて止められた.確かに一見すると見通しがよいのだけど畑の脇には車がすっぽり隠れるほどの段差があって死角が多い道だった.
基本的なこととして,周りや車に振り回されず主体的にコントロールすることが必要だなと(その時は)思った.
試験場では手続きの前にまず機械で暗証番号の登録を行う.タッチパネルで4桁の暗証番号2つを入力すると,番号とバーコードが印刷された紙が出てくる.写真撮影の時にバーコードを読み取らせることで番号の登録が行われる.バーコードの登録機は入り口付近にたくさんと2階の更新手続きのところに2台だけ置かれていたのだが,やはり2階の受け付け機に行列ができていた.受付より前にバーコード登録をするというシステムはややわかりにくいように感じる.免許証とは無関係に誰でも何枚でも番号の印刷された用紙を発行できてしまう点も不審に感じる一因だと思う.
平日のためか,用紙受け取り→受け付け→証紙購入(3600円)→視力検査→作成手続き(?)→写真撮影といずれも数人待ち程度でスムーズに進み,ここまで30分程度.その後11時10分から講習室で一般運転者講習を受けた.
講習の内容は,事故発生の現状,飲酒・ひき逃げ事故のビデオ(25分),法改正の説明.まず,最初に講習を聞いていない人がいるという話を10分くらいしていたように思う.これはどう考えても時間の無駄.1時間しかないのだからもうちょっと考えて欲しい.その後交通事故発生の現状を数値で説明.昨年は全国で5000人以上,神奈川県でも150人くらい交通事故で死亡している.口頭でいくつかの事故例の説明があった.事故の被害者として高齢者が多いこと,路上で寝ていて事故にあった人が3人いたこと等.
その後でようやくビデオに移る.ビデオの内容は飲酒運転,ひき逃げの再現映像と家族の悲しみについてが大部分を占めており,それ以外に飲酒状態での運転をシミュレータで行う実験も含まれていた.
最後に免許証区分の説明.従来の普通免許は限定付き中型免許に,従来大型だった人にも中型免許の区分が追加された.前者は上で説明したとおり.後者は深視力検査に通らず大型運転免許を返上した場合に運転免許が全くなくなることを防ぐための措置とのこと.大型免許を返上して従来の普通免許相当のものは残るようになる.
講習が終わったら免許証の受け取り.新しい免許証には本籍が印刷されておらず,最初に番号登録を行ったのと同じ機械を使うと内容の確認ができる.ICの中には本籍も含めた免許証のすべての内容が確認できる.写真もモノクロで格納されている.その際,登録時に使った2つの暗証番号が必要となる.4桁の番号2つは目的が区別されているわけではなく,両方を入力しないとデータにアクセスできないので実質的には8桁の暗証番号を2つに分けただけである.非接触なのにSuicaとは異なり読み取りに妙に時間がかかるのが謎.
ところで一般の人と優良の人の差は無事故無違反か,軽微な違反1回の差である.しかし,事故の事例を聞く限りでは必ずしも違反が事故につながっているわけでもないようだ.特に路上で寝ていた事例や,車庫で子供をひいてしまった例などは規則遵守と言うよりは注意力の問題である.ただ,違反も標識・速度・信号等に対する注意力が欠けているために発生したと考えるのであれば注意力の欠けているドライバーを選別する基準として違反の有無を用いるのは妥当であろう.
しかしそう考えると,飲酒・ひき逃げ事故のビデオでは運転時の注意力不足に対する対策が講じられていないことが気になる.その部分は配布された「安全運転自己診断」および冊子を使って自分で行えと言うことのようだ.ということは本質的には優良運転者講習とあんまりかわらない.飲酒運転をするような人は一般運転者で済むはずはないのだから,むしろ違反をしたときの状況を具体的に考えて,何が足りなかったのかを意識できるようにする方が時間の使い方としては有意義ではないかと思う.
自分の場合
* 制限50km/hから横道(制限40km/h)に曲がった直後(違反は+12km/h)
* 初めて通る道
* 前に車が全くいない状態
* 下り坂で速度がコントロールできていなかった(車まかせ)
その後道の脇から「止まれ!」と出てきて止められた.確かに一見すると見通しがよいのだけど畑の脇には車がすっぽり隠れるほどの段差があって死角が多い道だった.
基本的なこととして,周りや車に振り回されず主体的にコントロールすることが必要だなと(その時は)思った.
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