Home > 読書
<< コルク抜くならワインツウ : main : 概念,方法論,思考方法とか >>

『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』

今週読んでいる本.瀬名秀明さんが様々な科学の研究者との対談で最新の研究(2002~2004年時点)について話を聞くスタイルとなっている.
研究の内容や展望もさることながら,現在の研究をすることになったきっかけとか,個人的に感銘を受けた話などが載っていて非常に面白い.
まだ1/4しか読んでいないので今日ここで全体をまとめることは出来ない.本日読んだ部分の話について書いておこうと思ったが,概略は
「環境考古学」に載っているのでばっさり省略.対談の中で印象に残った点をピックアップする.

1. 物語を作る
古代の環境分析に使っている「花粉分析」という手法自体は新しいものではなく既に過去の研究データが蓄積されていたのだが,各地点でのデータを出すだけでそのつながりについて考えた人がそれまでいなかったとのこと.

2. 育ってきた生活環境でわかるものとわからないものがある
違いに気付くからこそ「何故?」という問いかけが生まれてくる.



ところで,関係ないけど上のリンク先である環境gooのWEB講義も面白いね.
読書 : - : trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback url
Latest Entries
Categories
Recent Comments
Recent Trackback
Archives
Profile
Other
RECOMMEND