にょろぷにらん

コスモプラネタリウム渋谷は渋谷駅から程近い渋谷区総合文化センター大和田にある．チェンバーフィルハーモニック東京の演奏会が行われたさくらホールと同じ建物の最上階ということもあり，行ってみようと思った．各回の定員制のため，演奏会の前に12階に立ち寄って17:30のチケットを購入しておいた．

番組は6種類が各回で異なるため，時間を決めると番組も決まってしまう．ここでプラネタリウムを見るのは今回が初めてだったので，特に重複の心配はしないで購入した．

開場は開演15分前の17:15．客層としては，カップルが大多数．女性のみの多人数のグループも2組くらい．一人で来ている人も他に二人くらいはいたが，少ない方であった．

開演前に注意事項の説明行われるのだが，「リクライニングシートはロックがかかりませんので，後ろの人に遠慮して途中で止めようとすると腹筋に来ます．プルプルしてきちゃいます」と，面白いことを超真面目に言っているのが可笑しかった．

番組は，ガリレオが望遠鏡を発明して空を観測し，木星の衛星を見つけたことで全ての天体が地球の周りを回っているわけではないことに気づいたところから始まる．そして話が太陽・月と進み，途中で本日の星空の解説が入るものであった．

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最近のプラネタリウムはCGを駆使した『番組』が主体であるが，プラネタリウムって昔からそういうものだったのだろうか．個人的には偽物の空をプロジェクタで映すような番組よりも，プラネタリウム本来の星を写す機能を時間いっぱい使って星空を隅々まで解説してほしいと思うのだが，それは叶わぬものなのだろうか．