Re: 派遣さんの上手な使い方?
2008.04.19 Saturday 06:30
blogならトラックバックするところだが,mixiはできないので引用で.
自分の職場にも外注さんはいた(今はいない).特に自分の場合は「常駐」の外注さん(派遣ではない)の面倒を見ろと言われていたのだが,まあ請負の人を直接指示してはいけないことになっているので本来やってもらうべき仕事以外のことを頼むことはせず,新しい方法とかツールとかは自分が作って結果だけ渡していた.
でも改めて考えてみると,あまり良いやり方でなかったと思っている.自分の時間をツールを作ることに費やす代わりに,ツールを「作らせる」ことに注ぐ方がトータルでは良かったのではないかと思うのだ.
「派遣だからどうせすぐいなくなっちゃうし」「別の会社の人だしねー」と考えてしまいがちだが,すぐといっても年単位ではいるわけだ.その中で仕事が与えられなければその人には業務の全貌がわからず,何をやったらよいかおろおろしたままになってしまう.それに最近は構造上正社員が増えにくい.だから,派遣の人であっても正社員の後輩と同じように,自分のやっていることを少しずつでも教えていった方が良いと思う.
それに,派遣ということは次の職場へ移ることが運命づけられている.その時に今と同じことしかできないのと教えたことができるようになっているのとでは「次」に差が出てくるかもしれない.
あと,最終的にうまくいくか確信が持てず,途中で放棄するかもしれないようなことを他人にお願いするのは悪いような気がして... というのはどう見ても欺瞞だよね.できるかどうかわからないことをやらなければ先に進まないし,最後の最後まで綿密に考えるよりもやってみた方が早いこともあるかもしれないけど,行き詰まったとき「自分の中で無かったことにして終了」というのは会社から見たら失礼な話だ.(と,自分で書いて自分でドキッ)
「書類仕事&息抜きにサンプルの粉砕をしている本人+仕事がない派遣」と「二人で二人の実験」のどちらの結果がよいかは明白ではないだろうか.実際,こちらの考えたとおりに相手ができるようになるわけではないからこんなにうまくはいかないかもしれないが,ここまでうまくいかなくても「書類仕事&仕事のやり方を教えている本人+サンプルの粉砕の傍ら新しいことを教わっている派遣」の方が有意義だと思うのだ.
社外の人に教えても自分の会社のためにならない,だなどと考えるのはかなり狭い見方.少子化で人口減少に向かっている現在,一人でも多くの日本人のスキルアップを図っていくことが社会全体でみてプラスではないだろうか.
ここ数年、ウチの職場にも派遣職員さんが増え、大体1グループに1人以上は付いているのだが・・・・いきなり全文引用(汗).
昨日、乾燥したサンプルをミルにかけ粉砕するという超ルーチンな仕事を一人で黙々としていたら、某君が来て「派遣さんにやってもらえばいいのに~」と。
まぁ、確かに誰でもすぐにできる仕事ですよ。
派遣さんにやってもらってもいいんですけど・・・
今、この仕事をしなかったら、私は書類仕事ぐらいしかなく、息抜きのつもりでやっているところもあり
いや、別の実験計画を立てて実験してもいいんですけど、それはそれでダブルの試験を掛け持つことになるのでさらに忙しくなるような気がして。
とにかく、誰かに頼むと楽と言えばそうなんだけど、自分でやらない分は自分で仕事を作ることになり・・・
自分で忙しくしてしまいそうでなんだかいやなのです。
本当に忙しいときは頼みたいですけどね~
そんなわけで、私はあまり派遣さんに頼むことはないのです。
今月から来た派遣さんは、最初、事務の方にいたのですが、大学?が調理系?食品系?だかで、当初、研究補助の仕事ができるよと聞いていたのです。
が、しかし・・・・
本人に話を聞いたら、確かに大学はそうだが、大学時には学生実験程度しかやってないし、大学を出てからは一切実験器具を持っていないとか。
採用担当!!いい加減です。
そして、本人もちょっと困惑気味。
かわいそうです。
自分の職場にも外注さんはいた(今はいない).特に自分の場合は「常駐」の外注さん(派遣ではない)の面倒を見ろと言われていたのだが,まあ請負の人を直接指示してはいけないことになっているので本来やってもらうべき仕事以外のことを頼むことはせず,新しい方法とかツールとかは自分が作って結果だけ渡していた.
でも改めて考えてみると,あまり良いやり方でなかったと思っている.自分の時間をツールを作ることに費やす代わりに,ツールを「作らせる」ことに注ぐ方がトータルでは良かったのではないかと思うのだ.
「派遣だからどうせすぐいなくなっちゃうし」「別の会社の人だしねー」と考えてしまいがちだが,すぐといっても年単位ではいるわけだ.その中で仕事が与えられなければその人には業務の全貌がわからず,何をやったらよいかおろおろしたままになってしまう.それに最近は構造上正社員が増えにくい.だから,派遣の人であっても正社員の後輩と同じように,自分のやっていることを少しずつでも教えていった方が良いと思う.
それに,派遣ということは次の職場へ移ることが運命づけられている.その時に今と同じことしかできないのと教えたことができるようになっているのとでは「次」に差が出てくるかもしれない.
あと,最終的にうまくいくか確信が持てず,途中で放棄するかもしれないようなことを他人にお願いするのは悪いような気がして... というのはどう見ても欺瞞だよね.できるかどうかわからないことをやらなければ先に進まないし,最後の最後まで綿密に考えるよりもやってみた方が早いこともあるかもしれないけど,行き詰まったとき「自分の中で無かったことにして終了」というのは会社から見たら失礼な話だ.(と,自分で書いて自分でドキッ)
今、この仕事をしなかったら、私は書類仕事ぐらいしかなく、息抜きのつもりでやっているところもありという部分も,ダブルの試験をしても忙しくならなくなるまで多くの部分を任せられるよう,何でも教えていくべきではないかと思うのだ.
いや、別の実験計画を立てて実験してもいいんですけど、それはそれでダブルの試験を掛け持つことになるのでさらに忙しくなるような気がして。
「書類仕事&息抜きにサンプルの粉砕をしている本人+仕事がない派遣」と「二人で二人の実験」のどちらの結果がよいかは明白ではないだろうか.実際,こちらの考えたとおりに相手ができるようになるわけではないからこんなにうまくはいかないかもしれないが,ここまでうまくいかなくても「書類仕事&仕事のやり方を教えている本人+サンプルの粉砕の傍ら新しいことを教わっている派遣」の方が有意義だと思うのだ.
本人に話を聞いたら、確かに大学はそうだが、大学時には学生実験程度しかやってないし、大学を出てからは一切実験器具を持っていないとか。なんて気にする必要はない.本人が「どーしてもやだ」というのでなければ.ちょっと後ろからスタートすることになるかもしれないけど,次の職場へ移るときには「前の職場で実験を任されていたので,自分で実験計画を立てて結果のレポートまで作れます」と言えるようにして送り出すくらいのつもりで.
本当に忙しいときは頼みたいですけどね~って,本当に忙しかったら教えている暇ないだろー.忙しくないからこそ教えるんだ!
社外の人に教えても自分の会社のためにならない,だなどと考えるのはかなり狭い見方.少子化で人口減少に向かっている現在,一人でも多くの日本人のスキルアップを図っていくことが社会全体でみてプラスではないだろうか.
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