にょろぷにらん

相変わらず照りつける海辺の太陽を避けようと，屋根のある場所で休んでいたら背中に何か落っこちてきた感触が....

上を見ると，鳩，鳩，鳩... ショック...

歩き出して早々にホテルへ逆戻り．

イスラエルは今晩から明日の日没までYom Kippur．すべての店は休みで公共交通機関もストップ．自動車も運転禁止で，言ってみれば全国一斉歩行者天国DAY．

現地のテレビも放送停止というので，チャンネルを合わせてみたら静止画になっていた．砂嵐にはならないので，番組はない物の電波は出ているようだ．

窓から外を見てみたら，数人の歩行者と，道路の真ん中を走る自転車が見えた．早速車の無い道路を楽しんでいる人もいるようなので，ちょっと外出してみた．

dead sea ... ．浮いているのは，人・人・そして人...(笑)
死海で浮く話はよく聞くが，死海の隣には何があるかは知られていない．道路を挟んだ反対側は高い山(と言うか地平)を越えて続く砂漠地帯．


そんな砂漠の一角にある，周囲から隔離された孤高の要塞．それがマサダ．

参考記事:マサダーユダヤ戦争最後の砦

新年だからだろうか．新聞が厚い．通常の新聞の他に第2部，第3部みたいなのが入っている．

いつも思うのだが，どうして欧米のホテルはこうも部屋が暗いのだろうか．

ホテルから5分ほど歩いた場所にお勧めのコインランドリーがある．24時間営業で洗濯1回12NIS(7kgまで)．乾燥機は1NIS/2分(13kgまで)．自分は洗濯のみ行ってホテルの部屋に干したが，9時間くらいでほぼ完全に乾いた．

相変わらず生活リズムがおかしいまま．夜10時には眠くなって，そこで寝ると夜中の2時，3時に目が覚めちゃったり．

夜10時＝日本時間の朝4時なので，眠くなって当然ではあるのだが．
オリンピック選手の調整は時差1時間を直すのに1日かかると考えるらしいので，完全にこっちに合わせるにはもう少し時間がかかりそうだ．

あ，でも完全にあってしまうと日本に戻ってから大変なことになりそう．

他の出張者に誘われて昼過ぎにホテルの目の前のビーチへ行ってきた．普通に考えて最も暑くて日差しが強い時間に海に行くのは自殺行為に等しい感じもするが，長袖・長ズボンに日傘という格好で行ってみることにした．

ホテルの朝食はバイキング形式．非常に数多くの選択肢があるが，欲張って皿に盛りすぎると食べきれなくなるので注意が必要だ．

レストランは海に面しているので，窓際に座るとビーチを眺めながら食事を取ることが出来る．

ユダヤ歴では今日が一年の終わり．日没と共に新しい年が始まる．今日は半日で多くの人が退社し，明日・明後日は祝日で休みとなる．地中海に臨むホテルのラウンジで最後の日没を眺めながら新年を迎えた．