にょろぷにらん

あああ，『断絶の時代』を明日で返さなきゃいけないけどきちんとフォローできてない．ということで，付箋を貼ったところをあわてて見直してコピペ．

既に書いたところも含まれるけど気にしない．

図書館で借りたまま読まずに忘れていた本を貸出期限ギリギリで開いた．
日本記号学会編「ケータイ研究の最前線」(慶應義塾大学出版会)
である．

最初に出ているパネルディスカッションの部分をまだ30ページほどしか読んでないが，かなりキタ．パソコン通信からインターネットに進化したと一般には思われているが，Nifty Serveに立ち上げの頃から関わった人のパソコン通信時代の話を聞くと，シスオペのいるフォーラム等むしろ失われている部分もあることがわかる．

ただ，最初のNifty立ち上げの話以外は，記号論の専門的な話が多くなってケータイからは離れているところもあり，あまり面白くなかった．

今ドラッカーの「傍観者の時代」を読んでいる．しかし，図書館の貸出期間を確認するのを忘れていて，余裕で2週間くらいオーバーしていた(T_T) ということで明日返さないといけないので，読んだとこまで．

「松岡正剛の千夜千冊」というページは以前から知っていたが，今日「八方美人な書評ページ」というのを見つけた．この人も1000冊を超える本を紹介している．

1000冊というととんでもない数に思えるが，毎月9冊で1年間108冊．10年続ければ1080冊になるわけか．10年続けるというのもとんでもない感じがするけど...

宅配便を自宅で受け取るのが難しいという理由からこれまでamazonを使ってこなかったのだが，欲しい洋書がAmazonでしか売られていなかったので，今日とうとうアマゾンのアカウントを登録してしまった．といっても，amazon.co.jp であって，amazon.comではないのだが．

さらに，アカウント取得から１ヶ月はamazonプライムが無料で使えるとのことだったので「お急ぎ便」を指定して朝８時過ぎに注文したら，夜８時前に配達された．アマゾン，恐るべし．

民俗学者である宮本常一が著した『忘れられた日本人』を読んでいる．

宮本常一が各地を回った記録が書かれている．主観的な判断を加えることなく，人々が話したことがありのままに書かれており，昭和の初め頃の漁村，農村，山村で人々がどのような暮らしをしていたのかが生々なしく浮き上がってくる．

知人の娘さんの作品が「りぼん小学生まんが大賞」に選ばれて，雑誌に掲載されるとの情報を受け，「りぼん増刊号オレンジ」(580円)を買いに行ったのが19日のこと．りぼんの雑誌を買ったのはかなり久しぶりだ．

目的の作品は買ってすぐにチェックしたが，分厚い雑誌の残りの部分を読み始めたのが昨日．先頭から2つめの「おもいで金平糖」という作品が非常に気に入ったので，既に発売されている単行本を買ってしまった．

図書館で別の本を探しているときに偶然目に留まって借りたのが，光文社文庫の『失敗は予測できる』．まず失敗の原因をパターンを分類し，それぞれについて過去の事故例を引き合いに出して図解を使いながら技術的に説明している．次にそれを回避するための仕組みや考え方について述べている．

ほとんど(96%)の失敗はエンジニアの無知や過去の失敗の繰り返しであること，他の事例から一般化することは比較的容易なのに，過去の失敗事例が自分の今取り組んでいることに関係すると認識できる人は半数しかいないという点は心に留めておく必要がありそうだ．